あるでん亭で豆のサラダにベーコンのせたアリタリア

銀座でお昼。「あるでん亭」。
もともと数寄屋橋の交差点にあったソニービルの中にあった。ソニーの外食子会社が経営していて、ここでしか見たことのないパスタボイラーが目を引いた。
満開のデイジーみたいな形をしていて花びらひとつひとつが麺を寝かせて収める小さな鍋。その花びらを束ねる雄しべ雌しべの部分からお湯が出てきて、鍋は回転木馬のように移動する。茹で上がったら花びら部分を手前に倒して麺を取り出す。町工場出身のソニー系らしい独特に、そのうちソニー製の厨房機器なんてのが誕生したらステキなのに…、と思ってた。
それにしてもお店のある銀座ファイブという商業施設。ゆるやかに円弧を描いているさまに、かつての川を潰して作ったビルなんだろうなぁ。タモリさんの大好物…、って思って笑う。

提供時間を短縮するためにフレッシュパスタなんかは使わない。注文を受けて茹ではじめるから少々時間がかかってしまう。出来上がるまでにさみしい口をよろこばすため、豆サラダをたのんで食べる。
名前の通りグリーンピースに短く切ったいんげんだけを使ったサラダ。茹でた豆ににんにく風味のオリーブオイルをたっぷりかけて冷やしたもので、あっという間に出てくる上にあっというほどおいしいのがいい。プチプチ豆が口の中ではじける食感。口の温度で油がとろけておいしい風味を醸し出す。これでビールかキリッと冷えた白ワインを飲んだらおいしいに違いない。
全部食べると後の企みが叶わなくなる。それでゆっくり。半分ほども食べたところでメインのパスタが到着します。

アリタリアというここのオリジナル。
アリタリア航空のクルーのリクエストで作ったと言われるレシピで、クリームであえたパスタにミートソースをたっぷりかけて、赤唐辛子の辛味をくわえたにぎやかな味。
しかも今日はグリルドベーコンを一枚これに追加して、いつも以上ににぎやかにした。
クリーム自体はサラッとマイルド。ソテしたしめじがたっぷり混じってそのシャキシャキと麺のクニュクニュした食感が互いに引き立てあっておいしいこと!
ミートソースは酸味の聞いた明るい味で、ちょっと粗目の牛ひき肉がホツホツ奥歯を叩く感じがオゴチソウ。焼けたベーコンの脂の香りやうま味が混じってミートソースに奥行きが出る。

おいしさにおいしさを足して、もひとつおいしさを加えて味わう。なんとも贅沢。
麺に比べてソースの量が多いから、麺にたっぷりソースや具材をまとわせ食べてもかなりの量のソースがお皿に残ってく。半分ほども食べたところでベーコンを細かくちぎってパスタの上に散らしてそこに豆のサラダの残りをくわえる。
さて、ここからはスプーンの出番。ソースと一緒に豆をすくって口に運ぶとこれがおいしい。プチプチはぜる豆とミートソースとクリームがポッテリ混じってひき肉ホツホツ。かなりの量のソースを全部食べても喉が渇かぬことにウットリ。カロリーの心配は棚上げしました(笑)。オキニイリ。

 

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