スパゲティとは油と対話する料理
スパゲティのお店の料理の分類の仕方にちょっとした個性がでます。
イタリア風、和風という分類をする店がある。
そこにアジア風だとかエスニック風だとか個性的なスパゲティが用意されることもあり、なかには「昭和喫茶風」と謳ってナポリタンやらミートソースが顔を覗かす。
トマト系、ミート系、魚介系となるとイタリアンレストランらしさをアピールしているのかなぁ…、って思わせる。
そういう店には「オイル系」、あるいは気取って「オーリオ系」とかって料理があることがほとんどで、アーリオオーリオペペロンチーノはその代表格。
「わたくし、油を控えているのでオイル系のパスタは食べられないわぁ」とかって言いながら「ボロネーゼ、パルミジャーノたっぷりでね」なんて注文をするとんちきなお姉さんがいたりする。
油を控える理由はカロリーセーブなのでしょう。
油系スパゲティの代表、ペペロンチーノは大体500キロカロリー。
ボロネーゼは800キロカロリー前後。
パルミジャーノをたっぷりかければ天井しらずの高カロリー料理です。
いや、油を控えているのであっておいしければカロリーは気にしないんです…、って言い張る人にはボロネーゼソースの作り方を教えてあげたい。
おいしいミートソースとは牛ひき肉とトマトの油煮なんだということを…。
今日から3日続けて更新のミニシリーズです。
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