TF+HARBS+BV+CBなカフェモーニン

先日、新宿駅を取り囲む商業施設の中をウロウロ歩いていると、こんなところにこんな店が…、とびっくりしたのがリチュエルカフェ。
ルミネっていうJR系の商業施設の地下2階。
かつて大好きだったパイホールがあった場所の奥の奥。
電車の改札口のすぐ前という、こんなところにまで店を作っちゃうんだってある意味感心させられる場所。
まず目につくのがケーキのショーケース。そのすぐ奥にケーキ工房があってケーキのデコレーションの真っ最中。そのケーキはどこかHARBSっぽくって今なケーキのど真ん中。
朝食をやっているというので、朝の時間に出直して来た。店は明るくライトブルーのインテリアがどこかティファニーのボックスみたいでかわいらしい。朝食メニューは3種類で、中でも一番の推しというアメリカンブレックファスト的なプレートをとってみる。

これがなかなかに上等で、しっかりしている。
ベーコンにスクランブルエッグ。緑の葉っぱ野菜にトマト。クロワッサンにリチュエル名物の生食パンのトースト。バターにマーマレードという充実ぶり。オレンジジュースにコーヒーか紅茶が選べるという内容。圧倒的なボリューム感で、1300円という値段も納得できる。なかなかなもの。
なによりベーコンが2枚つくのです。それもペラペラでなくある程度の厚みがあってこんがり焼かれて脂でツヤツヤしているもの。それをめくると下にふっくらとしたスクランブルエッグ。その卵にまでベーコンの脂の香りがついているのがまたステキ。

クロワッサンがおいしいです。
割ると中はキレイな空洞。
パラパラとお皿の上に散らかる生地の焦げた部分はこうばしく、ザクッと壊れてバターがジュワリとにじんでく。
ザクザクとふっくらが共存しているゴチソウが、口の中でたちまちとろける肉感的にウットリします。
2枚に開いて中に葉っぱ野菜とベーコン、スクランブルエッグを詰めてはさんでサンドイッチのように仕立てる。噛むとザクッでサクッでパリッでフワッ。そしてジュワッと前歯が感じる食感の情報量の多いこと。スクランブルエッグにしっかり味がついていてしかもしっとり。日比谷のゔヴェットのスティームエッグを彷彿とさせる印象的なおゴチソウ。

紅茶をたのむとティーバッグがマリアージュフレールでした。こういうところもなんだかお洒落。ただダージリンというのがいささか凡庸にして残念で、マリアージュフレールならマルコポーロかエロスあたりを選んでくれたら俄然点数があがるのに。
食パンにはたっぷりバターを塗り込めて、半分にしてその片方にはマーマレード。もう一方はお皿に残ったベーコンの脂をぬぐってパクリとやった。きめこまやかでむっちりとした食感に、バターのコクと風味のなんともおいしいこと。クロワッサンで最期を〆ます。なんだかたちまちオキニイリ。

 

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