D.I.Y.のサラダではじめる新宿の朝

野菜を食べよう…、新宿駅の西口商業施設の中のDIYサラダ。
チョップドサラダの専門店で、すべての具材を自分で選ぶカスタムメードのサラダもある。
けれどデトックスとかエナジーチャージとかテーマにそって素材をあらかじめ選んだprêt-à-porterなサラダもある。ほとんどの人がプレタポルテをたのんでいくのが日本的なのか、新宿的なのか。どちらにしても手軽な食べ物になるにはそういう工夫が必要。
穀物が入るのか、入らないのかで大きく二分されるメニュー。
ボクのオキニイリは穀物入りで、ローストビーフを主菜につくるサラダをたのむ。

お店の中にはデトックスウォーターが入った容器。100円追加で飲み放題。たった100円で体の毒が出てくれるならと、追加でたのんでゴクゴク飲んだ。心の毒まで流してくれるのだったらば、1000円くらいは払うかなぁ…と思うも、毒がなくなっちゃったら抵抗力までなくなっちゃうかもと、適度な毒はそのままにする(笑)。
柑橘類が入ったオレンジ系の水と、キュウリやハーブが中心の緑系のがあり、ボクが好きなのは緑系。なんか懐かしい味がするよなぁ…、と記憶を探るとスイカを食べるのに欲張って白いところまで齧ってしまったときの味に似てるとわかる。
スイカの皮はもしかしたらデトックス食材なのかもしれない…、って思って笑う。

作るところを見ていると小さなボウルに軽く一杯程度の雑穀。
ご飯茶碗にして半分くらいの量の雑穀しか入っていないんじゃないのかなぁ…。
なのにむっちりとした歯ざわりと噛むと粘ってとろける感じが「食べている」って実感になる。
試しに雑穀が混じらぬように野菜をすくって食べてみた。
そしたらそれはただの野菜で、どっしり感がまるでない。
しかも野菜とローストビーフを一緒に食べると肉臭さというか、ローストビーフが邪魔に感じてしまうほど主張激しく、なのにそこにほんの数粒の雑穀が混じっただけですべてのバランスがとれ味が整う。オモシロイ。

葉っぱ野菜にピーマン、パプリカ、玉ねぎ、ケール。砕いたナッツにゴマにキアヌに雑穀米。砕いたゆで卵が一個分ほど砕かれ混じる。
このゆで卵が案外いい仕事をしてくれていて、ドレッシングはさっぱりとした柑橘系。酸味も甘みもおだやかで単調にすら感じるシンプル味なのだけど、茹でた卵が混じると味や風味にコクが加わるりそれが食べ応えになる。
カウンターには塩と胡椒とオリーブオイル。実はずっとこのコンテナに入っているのがレモン酢だとか追いドレッシングかと勝手に思い込んでたんだけどラベルを見たらオリーブオイル。それで途中で風味足し。オリーブオイルの緑の香りとすっきりとした風味がサラダをおいしくさせる。オリーブオイルは万能調味料かもしれないなぁ…、イタリアの醤油みたいだと思ってパクパク。お腹にすっきりおさめてボウルの中は空っぽ。

 

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