Crazy Rich Asians

映画を観ました。「クレイジー・リッチ!」というハリウッド映画ながらほぼ全キャストがアジア系という変わり種。大金持ちの御曹司がアメリカ生まれ、アメリカ育ちの普通の女の子と恋に落ち、結婚まで驀進するというラブロマンスで、普通だったら観ようと思わぬ映画です。

でもシンガポールが舞台だという。
しかも、アジア人だらけの映画にもかかわらずアメリカで公開当時、観客動員数1位になった映画だというので観てみることにしたのです。

おもしろかった!
実はボクには台湾、香港に大金持ちの友人が何人かいて、彼らの価値観、お金の使い方にビックリさせられることがよくあった。
例えば大好きな日本に誰よりも安い運賃で来ることができればますます日本が好きになれるだろうからと、大きな旅行代理店をまるごと買っちゃうようなことを平気でする、そんなバカげた金の使い方もこの映画をみるとまだまだちっちゃい。
経済的な問題から開放されて、自由に生きているようにみえる彼らも家族、親族という人間関係の中では驚くほどに不自由で、ママを一番怖く思ってた。
世界中から愛されても一族から嫌われたら生きていけない…、そんな濃密な人間関係の中にアメリカから飛び込んでくる異文化の戦い、そしてその痛快な結末がおもしろくって、おもしろくって。

重たいテーマを取り扱いつつ湿っぽくも重苦しくもならない話運びが見事で秀逸。
お腹が空きます。
ひさしぶりにハイファッションの売り場をウィンドーショッピングしたくなります。
なにより友達っていいな…、ってしみじみ思えるいい映画。

原題は「Crazy Rich Asians」。
国にたよらず人と人とのつながりの中で自由闊達にたくましく生きるアジアの人たちの物語なんだ思えば舞台がシンガポールであるというのは自然ななりゆき。
植民がはじまって200年。建国してからたったの50年。いろんな文化と歴史が集まる若い国。小さく、すべてが都市的で過去から自由で未来に開けた今おそらくアジアで一番可能性に満ちた場所。東京が舞台じゃこんな映画は撮れないだろうなぁ…、と悔しくなるけどしょうがない。
ちなみに今まで、もし万が一結婚披露宴をすることがあったらSATC2ばりにライザミネリを呼んで白鳥とともにと思っていたけれど、マリナベイサンズの屋上プールでするのがいいな…、と思いもしました。オキニイリ。

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