CHACOあめみやの暖炉ステーキを昼にする

ほぼノースケジュールの年の瀬、火曜日。
冷たい雨の朝でござんす。
一度起きたけど寒くて二度寝。
昼ご飯に間に合うように目を覚まし、おいしい昼にいたしましょうと千駄ヶ谷。
目当てのお店は予約でいっぱい。
ならばとあたふた、別のお店に駆けつけた。

千駄ヶ谷の駅からちょっと歩いたところ。昔からあるビルの地下にある「CHACOあめみや」というお店。お店の中にある暖炉で肉を焼き上げるステーキハウスで、開店直後にもかかわらずお店はにぎやか。肉を焼くおいしい煙がお店の中に充満していてお店の真ん中の大テーブルを残してほとんど一杯…、入り口前のテーブルでよろしければとそこに座った。

肉を焼く暖炉の前のテーブルで、暖炉の炎の熱さを感じる臨場感にあふれるテーブル。にもかかわらず次々やってくるお客様がドアを開けるたび、表の冷たい空気が流れ込んでくる。
「熱いのか寒いのかわからないようなテーブルで申し訳ございません」と恐縮されたりするのに恐縮。お店の様子をほとんどもれなく見渡せる、こういうテーブル大好物で感謝しました。しかも続々、肉が焼かれる。オレンジ色の炎の中で脂をにじませ、煙をまとってどんどんおいしくなっていく。網の下には炭が積まれて、暖炉の扉をあけたりしめたりしながら火力を加減しながら焼いていく、手際を見てると、寒くなったりも熱くなったりも気にならない。

まずはサラダがやってきます。
惚れ惚れするほど昔のやり方を守る店です。
お店の雰囲気が、そもそもアメリカからステーキハウスという業態が日本にやってきた当初の姿をそのまま残す。
サラダ用にドレッシングが2種類どうぞ…、と。

そのドレッシングが一つはフレンチドレッシング。
植物油とレモンにビネガー。塩少々で味を整えそれ以外はなにもたさない。
もう一種類はサウザンアイランドドレッシングというのがステーキハウス的。しかも自家製。ピクルスを刻んだモノにケイパーをくわえた素性正しいレシピ。
レタスの葉っぱとトマトとサラダもシンプルで、容器は霜が降るほど冷たく、レタスはパリパリ。食べると奥歯のところで音を立てて壊れるよき状態。一口ごとにお腹がすいてくるオゴチソウ。

夜は1キロの塊肉を塊のままで焼いて切り分け食べるというのが名物料理。
ランチはステーキとハンバーグが売り物で、ステーキ肉は好みのグラムに切ってもらえる。
リブロースを300gお願いしました。

適度に分厚く、ステーキにして味わうのに適切なる肉。
脂は控えめ。赤身の肉を心置きなく…、というおいしい企み。

楕円形の鋳物の皿を焼いて蓄熱させたもの。鉄板と違って発熱する勢いは弱めで、けれど一定の高温が長く持続するのでステーキ肉を置いて食べるのにピッタリのモノ。
暖炉で焼けた肉の上にはレモン、それからメンテルバターというのも昔ながらで目にうるわしい。

ナイフを当てるとさっくり切れます。口に入れるとひんやり脂が揮発するのをまず感じ、噛むとジュワリと肉汁滲む。さっぱりとした旨味と軽い酸味がおいしく、塩と胡椒で十分味がととのっていく。
ひと噛み、そしてまたひと噛みと噛めば噛むほど口の中においしさ滲んで、顎に伝わる食感がなんとも旨い。
一緒にいった友人はハンバーグ・ステーキをダブルでたのむ。

オールビーフのガッシリとしたパテはまるでステーキで、デミグラスソースをタップリかけてその味わいもどっしりしてる。ステーキとハンバーグを半分づつにして分け合って、鉄板の上のにステーキとハンバーグの盛り合わせが出来上がっていくのがたのしい。気持ちがどんどん盛り上がる。

サイドのとうもろこしにいんげん豆、キャロットグラッセ、ベイクドポテト。どれも状態がほどよくて、特にキャロットグラッセの芯に歯ごたえ残した二具合。ニンジンらしい香りもゴチソウ。ベイクドポテトは皮までおいしく、タップリ乗せたバターがとろけて、口の中で新たな料理になっていく。
ハンバーグをまずは全部食べ終えて、空いた鉄板の上にご飯をのっけて炒める。胡椒をガリッと挽いてほどこしとうもろこしと混ぜ合わせると、ピラフのようなゴチソウ完成。
お腹もほどよく満たされて、〆にいちごのアイスクリーム。ピカピカとした洋白の足高容器にレディーボーデンみたいな味のアイスがのっかる。なんとシアワセ。変わらぬモノがあってもいいんだと思ったりする。オキニイリ。

 

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コメント

  1. みやはら

    子供の頃、松本零士の銀河鉄道999が大好きだったんですけど、ご飯が皆おいしそうでステーキが鉄郎が999に乗った時からたべていてそれがまたおいしそうで、それ以来ステーキが好きです。子供の頃はやはりハンバーグの方が食べやすかったのですが今はステーキの方がいいです。食べ物をおいしそうに描けない漫画は持ってないです。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      みやはらさん
      ステーキって人を幸せにする料理の一つだと思います。味わい、歯ごたえ、そして香り。そのどれもがおいしいものを食べていると実感につながるステキな料理。
      今日はシアワセな昼でした。
      食べ物をおいしく表現するコトもむつかしいですが、それを絵にしてなおもおいしく感じてもらうって、どれほどむつかしいことなんだろうって思いますネ。

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