Qに南昌、雨の午後

土曜日の夜をちょっと夜更かし。歌舞伎町で映画を観て、帰りにちょっと小腹を空かせた。
卒業式の謝恩会かなぁ…、歌舞伎町はスゴい人出で圧倒される寒い夜。深夜までやってるお店に事欠かないのが歌舞伎町という街のいいとこ。
ラーメンもある、雑炊もある。焼肉は当然のこと、会席料理からフランス料理まで夜中に食べようと思えばたのしむコトができる眠らぬ街で、「いわもとQ」でそばをたぐった。

店名の「Q」はなんと品質のQ。飲食店の大切な3つの要素、QSCのQを看板に掲げた…、つまり品質に自信をもってるセルフの蕎麦屋。
確かに茹でたて。出汁も上等。天ぷらも揚げたてという立喰品質を超えた品質。けれど値段は立喰価格で、しかも24時間営業というありがたさ。イカの天ぷらを乗せたかけそば。天丼をたのんで食べる。スルンと喉を撫でる麺の食感も、鼻から抜ける出汁の香りも上等で体が芯からあったまる。

 

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日曜日になって冷たい雨の午後。近所でランチをすることにした。
ひさしぶりに南昌飯店。お店の前には配達用のバイクが一台。ランチタイムということもあり出前が忙しいのでしょう…、写真を撮ってたらお店の中からオカモチもったおじさんが飛び出してきて走っていった。かわりにお店の中は静かで、中国かぁさんがニコニコしながら飛び出してきた。どうぞどうぞとお店の一番奥のテーブルに案内されて、お腹をグーッと鳴らしてあれこれ注文。

空芯菜の炒め物。
中国料理のお店の青菜の炒め物って、なんでこんなにおいしんだろう。
熱が入っているのになまなましくて、シャキシャキ歯切れる食感もいい。
噛んでるとどんどんとろみがやってくるのがまたおいしくて、お腹がますます空いてくる。

それから餃子。
コロンとまんまる。皮は薄くて中に肉汁がたっぷりはいってしかも熱々。
お酢に醤油に芥子をといてたっぷりつけて味わい食べる。
豆苗チャーハンたのむ。ご飯と一緒にエビに豆苗、枝豆、卵を使って作る。豆苗のせいでしょうか…、若干シットリ焼きあがってる。ご飯はパラパラしてるのだけど、みずみずしい感じがしてやさしくて、しかもシャキシャキ。枝豆が時折、奥歯をコツコツ叩いて口の中をニギヤカにする。

友人は今日の定食の中から「麻婆春雨」がメインの定食を選んでたのむ。
カニの肉がたっぷり入ったピリ辛仕上げ。ご飯のおかずにということなんだけど、考えてみればご飯も春雨もでんぷん質でこれって焼きそばでご飯を食べるのと同じなんだなぁ…、って。でもおいしいからしょうがない。
ついでにチャーハンに春雨のっけて食べてみる。
ご飯と春雨の組み合わせ。しかもとろみがついていて、フカヒレあんかけチャーハンみたい。この太さのフカヒレをこれだけかけたらどんだけ値段がつくんだろう…、って思って食べる(笑)。サラダにスープ、杏仁豆腐。昼の定食には盛り沢山にサイドがついてお腹も満ちる。さぁ、帰る。

 

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