23日のおうちごはん

家に帰る前にかき氷を食べておこう。
そういえば、椿屋カフェのかき氷がちょっと独特で1人でのんびりたのしむのに良かったように思い出す。
それで椿屋カフェにくる。
宇治金時とイチゴ氷があって、ここでは断然イチゴの氷。
削ってふわふわさせた氷じゃないんですね…、ドリルのようなものでガガガッと砕いた小さな氷の粒が、いちごシロップをまとって口の中へとやってくる。
舌の上では小さな氷のドロップみたいな状態でずっと冷たい。ゆっくりとけていちごのジュースになっていく。砕けた氷の上には凍らせたシロップ漬けのイチゴのスライスがたっぷりのっかり、白玉と練乳がついてくるのもうれしくてのんびりゆっくり、体をさます。オキニイリ。

 

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夜、家でご飯を作る。
「いちご煮」の缶詰を使ってまずご飯を炊く。
青森県八戸市の郷土料理で、うにとアワビのお吸い物。汁の中で保存されたうにの形がイチゴのように見えるから…、なんだというのだけれこれがおいしい。そのまま汁として飲むのも当然いいのだけれど、炊いたご飯は絶品で、しかも洗って浸水させた米を土鍋て炊いてやるだけ。
小缶詰ひとつにちょっとお水を足すとご飯2合がたけるのだけど、今日は贅沢に1合分。残した汁は吸い物にして食べることにした。

細かく刻んだアワビがたっぷり。
そういえば、今日のお昼もアワビを食べたんだ…、って思いながらのオゴチソウ。
お米の粒にびっしり貼り付くうにも風味豊かでおいしくて「潮」の味わい、風味をたのしむ。
卵をよくとき空気をたっぷり含ませて汁に落としてふっくらさせた、まるでビロードみたいな喉越しにウットリしました。よくできた。

おともに魚久さんの魚の粕漬け。ご家族向けのご奉仕品で鮭に銀鱈、サワラにイカゲソ。ちょうどいい浸かり具合になっていたから全部焼き上げ余したら時間をかけて食べていこう。きゅうりとトマトを塩とオリーブオイルとディルで味を整え食べる。お腹が潤う感じがステキ。

23日の〆はトップのチョコレートケーキ。
スプーン一つで食べられる、気軽なおいしさがうれしいケーキで、ふたりで何個くらい食べただろう。ミニサイズ一個でちょうど二人で食べてピッタリっていう量もとってもうれしかった。
しっとりとしたスポンジ生地。ぽってりとしたチョコクリームにナッツが混じってお風呂上がりにミルクと一緒に食べるとあっという間にシアワセになった。今日はお皿に移してシャインマスカットとブルーベリーを散らしてちょっとおしゃれにしてみた。半分食べたら残りは明日のおめざにしましょう…、オキニイリ。

コメント

  1. ゆう

    一日美味しいものばかりでタナカさんも満足なさったでしょうね。
    お店のご馳走、手作りのおうちごはん、テイクアウトしたお気に入りのケーキ。完璧です。
    ふかひれと言えば東京駅のキッチンストリートと黒塀横丁が改築のため今月で閉鎖とか。
    ふかひれ麺しか食べたことがなかったので、サカキさんお勧めの焼きそばを食べてこようと思います。

    • サカキシンイチロウ

      ゆうさん
      キッチンストリートは完全にリニューアルという方向性のようですね。
      ボクも今のうちに食べておかなくちゃ…、って気持ちがそわそわしています。

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