銀座の隠れ家ホテルの隠れ家カフェ、ついでにロイホ

銀座はホテルラッシュであります。
知らない間のホテルができて開業している。
今までならば、こんな場所にこの作り方で建てないだろう…、ってホテルが結構あったりもする。
スクエアホテル銀座というのが銀座2丁目の昭和通りに面してできた。
昭和通りは大通り。だからそちらをホテル正面に設計し、裏側は通用口という構造。ただ銀座のメインストリート、中央通りから歩いてくるとその通用口側がメインの顔になっちゃうという、これを設計した人は随分悩んだに違いない。

通用口のように見える小さなドアが、ホテルロビーにアクセスできるお客様用の出入り口になっていたりする。
ロビーに多分、あるカフェでしょう。メニューボードが置かれててなんだか気になりその裏ドアから潜入してみることにした。秘密倶楽部突入みたいな感じにちょっとドキドキします。

ドアが開くとトイレにユーティリティに客室フロアにへのエレベーターホール。
ホテルフロントと一直線上に配置されてて、開け放たれた正面側の大きなドアから昭和通りが見えている。
最近、多くなった宿泊特化型のホテルらしい小さなロビー。
ロビーよりも併設されたカフェの方が目立って大きい。
ロビーも含めてブルックリンスタイルに設えられててそのカフェ部分のムードがステキ。朝から夕方まではエスプレッソバーとして営業し、夕方からはバル営業。スタッフはフレンドリーで仕事は的確、几帳面。

エスプレッソトニックをもらう。
細長いタンブラーに氷をぎっしり。冷えたトニックウォーターを注いで満たす。グラスの中はもうキンキンに冷えている。
そこに落としたばかりのエスプレッソをワンショット。そっとのせるように注いで出来上がり。エスプレッソの泡をジンジャエールの泡が包んでふっくら泡立つ。一番上はエスプレッソ色。底に向かうに従って明るい色になるグラデーション。
混ぜずそのままグラスに口つけ飲んでくと最初はエスプレッソの渋みと苦味。トニックウォーターと出会ったところは酸味がキリッと強調されて、泡がブクブク喉を洗っていくのもたのしい。いい隠れ家です…、オキニイリ。

 

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おやつどきフライトで四国に向かう。
早めに羽田に到着し昼ご飯をロイヤルコーヒーショップでとることにする。
かつてはロイヤルホストと名乗ってた。隣にロイヤルデリがあってホストはフルサービス、デリはセルフサービスとサービスのスタイルで差別化していたけれど結局、デリもサービスするようになり差別化できなくなっちゃって閉店、業態変えて今はとんかつ屋でがんばっている。
ロイヤルホストの方も商品ラインを整理して、今どきの飛行場レストラン的なカジュアルラインで生き残り。
かつて空の旅が贅沢だった頃、飛行場レストランとしてのロイヤルホストの地位は絶大。各地にあった。空の旅が安さを競う日常的なものになった今、かつての品位は必要なし…、というコトでしょう。

ミックスグリルがメニューにあってたのんでみたら、あまりに貧相な姿に体が震えます。鋳物のお皿に小さなハンバーグと痩せたソーセージ、チキングリルの残骸みたいのが散らかるように並べられてて、お皿の上はスカンスカン。決して味は悪くない。ハンバーグはジューシーだし歯ごたえもよくておいしいんだけど、いかんせんこんな姿じゃ気持ちが萎えて味わう気持ちが発動しない。
ご飯の代わりにとったフレンチフライは上出来でした。
ミックスグリルの値段は1380円で、多分、販売価格からレシピをおこす。とは言え品質を下げたくないから必然的に量が減ってしまったということなんでしょう。売りやすい値段をつけた商品作り…、ってそういう商品開発はそろそろ終わりってしみじみ思う。腹六分。

 

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