貴族の朝食。節分の恵方巻

開園時間にあわせて新宿御苑にとびこんで、のんびりゆっくり散歩をしてから朝ごはん。
新宿御苑の新宿口のほど近く、珈琲貴族エジンバラにくる。
喫煙席がある店でときにタバコの匂いが強いことがある。けれど今日の喫煙席は人影まばらで空気がキレイ。
得した感じでニッコリします。
朝食セットは3種類。
メインが雑炊、ロールブレッド、トーストから選べて今日はトースト選ぶ。お供にコーヒー。まずは分厚いおしぼりにお冷に空のコーヒーカップ。落としたてのコーヒーの入ったサイフォンをもったスタッフがやってきて、目の前で注いでくれる。ここのコーヒーは甘くて酸味がおだやかでゴクゴク飲めるオキニイリ。メインのお皿がほどなく到着。トーストにサラダ、それから目玉焼き。
トーストと卵はよく焼きで…、ってお願いしたらどちらもなかなかよい状態。

白身がキチッとかたまって黄身のところにナイフを入れるとトロリと中は半熟状態。
ケチャップがついてるけど塩もしっかりきいていてそのままパクパク。
サラダの野菜もパリッと冷たくクリスピー。
目玉焼きとサラダをきれいにお腹におさめてお皿をちぎったトーストで拭う。
お皿に流れた黄身やケチャップ、サラダのドレッシングが混じり合ってパンをおいしい料理に変える。
トーストの耳の部分までよく焼けていてさっくり軽い食感がいい。コーヒーにトプンと浸すとコーヒーをゴクゴク飲み込み重たくなってく。ヒョイと持ち上げると千切れそうになるのを口からお迎えし、口の中をおいしくたのしく潤わす。

それにしてもバターがたっぷり塗り込まれていて濡れたようになったトースト。焦げた小麦の香りに混じってバターの香りが力強くて、噛むと唇ひんやりさせる。いちごジャムをのっけてパクリ。
バターの塩気とジャムの甘みが口の中で混じり合うウットリするような甘美なゴチソウ。しかも〆にアイスクリームがやってくるのがここの朝食セットのステキなところ。さすが貴族のコーヒーハウス。来るたび必ず一枚くれる100円割引のチケットが8枚たまっていたので使う。
差額はたったの180円。今日も1枚またもらいしばらく貯めて使いましょう…、って思ったりする。なんてうれしいオゴチソウ。

 

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今日は節分。恵方巻きを買って帰って晩ご飯のメインに食べる。昔は無かった習慣で、食品関係、あるいはコンビニが仕掛けた大人の事情の習慣なんだっていう。バレンタインのチョコだって商売がらみだったりするし、とにかく小さく手軽なイベントで季節を感じることも大切。
ハーフサイズの恵方巻を買ったら福豆ももらって一緒にお皿に飾る。
今年の恵方は北北西。正座して黙ってむしゃむしゃ。笑いながら食べるといいって言う人もいて試してみようと思うとこれがむつかしい。喉に詰めて死んでしまっちゃ困るからゆっくり噛み噛み食べていく。
れんこんを薄切りにして白だし煮る。シャリシャリ感を残して仕上げる。噛んでるうちにそのシャリシャリにぽってりとした粘りが出てくるところがたのしい。白菜の味噌汁でお腹をあっため、福豆はお腹の中に撒いて〆。福も鬼もお腹に収める博愛主義でございます(笑)。

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