生牡蠣5ピースに赤身の牛肉溶岩焼き!

生牡蠣を食べたい!って猛烈に思った。
連日の暑さで疲れた体を中から修復するようなゴチソウって何があるだろう…、って思って最初に思い浮かんだのが生牡蠣だった。
ひんやりしていてなめらかで、滋養に満ちたオゴチソウ。
そう思ったらいてもたってもいられなくなり、オキニイリのオイスターバーワーフへとやってきた。
新宿駅の新南口。フードホールの中の一軒。今日もほどよくにぎやかです。
まずは生牡蠣のメニューを拝見。
いつもはおすすめの3種類の食べ比べ…、っていうのをたのむ。けれど今日の仕入れは全部で5種類。地内酸の真牡蠣、厚岸産のまるえもん、仙鳳趾産の真牡蠣。昆布森産の真牡蠣に厚岸産のながえもんという品揃え。せっかくだから全種類を一個づつ食べることにした。贅沢な昼。

氷をしいた丸いお盆の上にずらりと5粒の牡蠣にそれぞれの殻。牡蠣の種類を書いたプレートが添えられて、一時の位置に置かれた知内産の生牡蠣から時計回りに食べていく。
見るからに一時近くの牡蠣はスリムで筋肉質で色も白い。12時に近づくにしたがって太ってネットリ、クリーム色に近づいてくる。
くし切りのレモン。赤と黄色のレモスコにポン酢にボウモアとと牡蠣のお供が多彩位揃う。けれどそれらはほとんど使わずそのまま、牡蠣の持ち味を味わう所存。海の塩味、牡蠣のうま味に種類によっては渋み、酸味と味の変化にウットリします。

体の中の傷んだところを描きが勝手に探しあて、ピトッと張り付き牡蠣が体に蓄えた栄養分が癒やして治してくれるよう。
ゆっくりそれぞれの牡蠣の違いをたのしもう…、と思って食べるも食べ始めると勢いついてあっという間に殻だけ残った。
しょうがない(笑)。

メインは牛の赤身の溶岩焼き。
牡蠣に負けず劣らずのおいしさにしてオキニイリ。
シーフードばかりに力を入れるオイスターバーは粋じゃない。こういうシズル感あふれるステーキがあってこそ牡蠣が引き立つ。だから好き。
表面をがっしり焼き上げ焦がした塊肉を、噛みごたえがあるように厚く切り分け熱した溶岩石にのっける。熱が徐々に入っていくけど食べ終わるまで芯は見事にロゼ色で、噛むとジュワリと肉汁が出る。

塩がしっかり施されていて、大根おろしと醤油が味のアクセント。ご飯が旨い。
顎を使うこと無く味わうことができる生牡蠣。顎を使うことがたのしくなるような噛みごたえのあるステーキと、その両方を一度にこうして味わえるのはなんともシアワセ。
しかも肉の下に敷いたもやしがおいしいのです。シャキシャキとてもみずみずしく、豆が頑丈。ゴツゴツ奥歯を叩く食感が騒々しくてたのしい味わい。ステーキの脂や肉汁をまとって味に負荷モモあって、もしかしたらこれをおいしくするために肉を焼いているのかも…、って思ったりさえするオキニイリ。わかめの汁でお腹をあっため午餐完了。満足す。

 

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コメント

  1. Michiko

    体の中の傷んだところを描きが勝手に探しあて、ピトッと張り付き牡蠣が体に蓄えた栄養分が癒やして治してくれるよう。←ほんと!私が感じていたこととぴたりと一致してて、嬉しくなりました!ありがとう!

    昔勤めていた店で、牡蠣剥き担当だった時がありました。コツをつかむまで随分生傷が絶えずw、でも何人か牡蠣を目当てにイソイソと嬉しそうに来てくれるお客さんのために頑張りました!店は無くなりましたが、あの時の牡蠣開けナイフは未だに大事にしてます!

    • サカキシンイチロウ

      Michikoさん
      レカイエさんをやってらっしゃったのですね。
      牡蠣の殻をキレイに剥ける人って尊敬します。レカイエナイフを買っていろいろ試してみましたが、上手にはなりませんでした。生牡蠣はお店で食べるもの…、って決しました!

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