甘くて辛くてちょっとサラサラ、マドラスカレー

赤坂に来る。実は先日、新宿のTSUTAYAが閉店。レンタルDVDの種類が圧倒的でサブカル系やホラー、アジア映画の品揃えは見事だった。
配信サービスが一般的になったからレンタル事業は縮小方針。けれどマニアな映画はまだまだレンタルショップで借りなきゃならない。代わりの店は渋谷なんだけど、ボクにとっては赤坂の方が便利。それでちょっとやってきた訳。ただやっぱり品揃えは良くなくて、これなら別に配信サービスで十分か…、って思ってがっかり。近々渋谷に行かなくちゃ。
街をぼんやり歩いていたら「大阪マドラスカレー」を発見。この店、俳優の北村一輝さんが経営しているインデアンカレー流の甘くて辛いカレーのお店。大阪から東京にやってくるのに選んだ場所がこの赤坂。そうか、ココにあったんだ…、とそれでふらりと試すことにした。

小さな店です。
カウンターに10席足らず。
入り口脇の券売機で食券買って、着席。マドラスカレーの大中小とサイズ違いにトッピング。
専門店です。潔い。
最初にサラダとスプーンにお水。きゅうりやキャベツ、トマトを刻んでドレッシングであえたさっぱりサラダでカレーの合間の口直しによさげ。

オモシロイなぁ…、と思ったのがスプーンの形。ほぼ長方形で薄っぺらい。インデアンや上等カレーに比べて若干サラッと粘度の低いカレーがすくいやすくて口の中に運びやすい。こういうところに配慮ができるお店は大好き。オキニイリ。

小カレーにルーだけ追加。ミニとんかつをトッピング。1120円という値段だけれどカレーのルーの多さがあまりに圧倒的で値段のことを忘れてしまう。ご飯は茶碗いっぱい分で、小腹満たしにいい感じ。
カレーは甘い。他のお店に比べて辛みはおだやかで、カイエンペパーが常備されているからそれをかけて辛さを調節できる。甘いとはいえさっぱりとした後口で、ご飯の粒を大きく感じさせる魔法がこれにもかかってる。それにしても北村一輝さんのイメージが、甘くて辛くてこってりしていて個性的というマドラスカレーのイメージにダブってひとりで受けて笑っちゃう。

 

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