珈琲貴族にヨルノイエメシ

中国から来た火鍋屋さんのサービスにちょっと感心。昔はサービスのいい店がたくさんあったよネ…、例えば新宿にかつてあった「談話室滝沢」なんて見事だった。…、ってそんな話をしてたら突然、珈琲貴族エジンバラにいきたくなった。
24時間営業なのにお店の隅々がピカピカで、テーブルの上のシュガーポットの蓋までキラキラ。お店の人の笑顔もキラキラ。
安売りすることなく、たくさんの人が笑顔で働けるだけの価格でお客様を喜ばせること。それがお店の人気を持続させる、たったひとつの方法なんだ…、って来るたび思う。しかも、サービスが良くはあるけど、サービスだけが独り歩きしていない。商品がおいしく、しかもその商品をよりおいしくさせるためのサービスが展開されているというすばらしさ。

例えばカフェオレを注文します。
カップだけが最初にくる。大ぶりのカップでしかも熱々。
しばらくすると銀のポットを手に、ニコニコしながらお店の人がやってくる。
一つはコーヒー。一つはミルク。
それを目の前で持ち上げながら、細く細くミルク、コーヒーをカップに注ぐ。
最初はミルクから。
次にコーヒーとその順番で高いところからカップに液体を注ぐことで泡がたっぷり表面に出来、ふわふわとした食感のとてもなめらかなカフェオレになる。
その仕事のとても確実でいつも変わらぬ普遍な状態。
仕事の間ずっと笑顔でたのしげにふるまうさまがステキで見ているボクまで笑顔で気持ちがたのしくなってくる。
ホテルのコーヒーと同じ程度のつまり「高いコーヒー」だけどその値段だけの価値があるから流行ってる。悪くないなぁ…、と今日も感心しながらニッコリ。お腹も気持ちもあったまる。

 

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晩ご飯を家で作った。
家に帰る途中、百貨店の食品売り場で見事なハムに出会って買った。
ずるいことを極力しないで、正直に作ったハムでそのまま食べて十分おいしい。
クチャっと潰れる豚肉独特の食感にほどよき塩味。
やさしい旨味。
口の中でのとろけ感がこれまた見事で、ウットリします。

ハムって豚肉をおいしく食べる究極の方法だなぁ…、って感心しながらひとつのメイン。もうひとつ。牛バラ肉をセロリと一緒に塩と胡椒で炒めたところに芥子と醤油。乾燥した青海苔で風味をつけて仕上げて食べる。ご飯が進む洋風佃煮みたいな感じ。

ナマコのおいしそうなのがあって、大根おろしをタップリすってポン酢と一緒にコリコリ食べる。噛めば噛むほど旨みがでてきて、スベスベでもありカリカリでもあり。ところどころがクニュンでもあり食感ニギヤカ。大好物。
デパ地下売り場はもう正月モード。そこらここらが魚卵商品で賑わっている。数の子の松前漬けのおいしそうなのがあって買う。分厚く、魚卵がしっかりとした上等なモノ。サクサクカスカス、口の中で爆ぜる感じにウットリします。
鹿児島産の麦味噌で味ととのえたお味噌汁。絹揚げ、車麩、じゃがいも、白菜。壊れたじゃがいもが汁全体にとろみをつけて重量感があるのがおいしい。風呂に入ってあったまる。

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