牛肉麺に海老ワンタンを泳がせる…。
家に帰る途中で小腹満たしにドトールコーヒーのレタスドッグ。
ずっとドトールと言えばジャーマンドッグ。
パンにソーセージ、マスタードとその三位一体の組み合わせこそ、おいしく食べる基準なんだと思っていたけど、先日ためしてびっくりしました。ソーセージの脂の香りがレタスで見事に打ち消され、みずみずしさがパンのふっかりした食感を引き立てるのがオモシロイ。
それに口が騒々しくなるのがたのしいんですね。
ムチュンパクパクって食感に、バリバリパリパリが混じるだけで、これだけ味の印象が変わるんだなぁ…、ってそれからちょっと気になり食べてる。お供にアイスカフェラテ、ゴクリ。ひんやり喉を潤して、氷も一緒にガリガリ食べる。小腹満たしにピッタリのたのしいゴチソウ。オキニイリ。
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夜、近所を歩くのが怖かった気持ちも徐々におさまって、たまに近所で夕食を取る。
今日は「新記」にやってくる。
ひとりでくるとカウンターがありがたく、外の景色を見ながらぼんやり。
目の前にある横断歩道をふたりで渡っていたんだ…、と思うとさみしいような、なつかしいような。
思い出があまりに多くて引っ越そうかと一時期考えたこともあるけど、引っ越したって思い出すのはこの街のこと。思い出から逃げるのじゃなく、思い出と向き合うことでしか気持ちは前に進めないから、ずっとこの街にいることにした。
ふたりで来た店がこうしてコロナにも負けずにずっとがんばっている。それも励みのひとつにもなり、ボクもがんばらなくちゃと思えてうれしい。
小皿料理が30種類ほどあって、好きなものを3つ選んで1000円というここの名物。
いつもはそれで紹興酒。
今日はプーアール茶をもらって食べる。
オキニイリはレタスの湯引き。
レタスの葉っぱをちぎって茹でる。水気をたっぷり含んだところにオイスターソースをかけ回すだけ。
お皿の中で葉っぱを何度もひっくり返し、オイスタソースをまんべんなく行き渡ったらそれが食べごろ。シャキシャキ食感軽快で、オイスターソースの旨味にレタスの苦味が混じってなんともおいしい。
いつもは揚げワンタンを選ぶのだけど、今日は茹でた海老ワンタン。理由はいつもたのむワンタン麺のかわりに牛肉麵にしようと思った。中華スパイスの香りゆたかなニューローはタナカくんのオキニイリ。
ザクザク歯切れる極細の香港面を選んで作ってもらって食べる。
牛すじ肉の油がとろける鶏ガラスープ。旨味にコク、風味に香りが混じって気持ちが遠く東シナ海越えていく。
茹で海老ワンタンは大ぶりで、薄皮生地の中にぎっしりエビのすり身と刻んだクワイ。ペロペロぷるん、そしてザクザク、食感たのしくそれを牛肉麺の中に浮かべてワンタン牛肉麺にする。
自家製のラー油をポトン。どっしりとした辛味に焦げた風味が混じって器の中の料理がキリッと凛々しくなってく。おまたせしましたと大根餅がやってきて、今日の夜のひと揃え。大根餅は好きなんだけど、ひと皿2個の大根餅は二人でわけるにちょうどよく、1人で食べると途中で飽きる。一生懸命食べて満腹以上になっちゃった(笑)。
サカキさん
少しずつ、前を向いてられますね
決意を感じます
そしてドトール
私はレタスドッグひと筋です
ミラノサンドも好きですけど
レタスの質もいつもシャキシャキ
ソーセージプリプリ
パンもさっくりしてたっぷりのマスタードと
いつももう一個食べたいと思って、やめますけど 笑
そして昨日もヤエチカのバビーズ行ってしまいました
サカキさんがご紹介されてたメープルピーカンパイがなかったので
やっぱりアップルパイとサワーチェリーパイ
これまた美味しかったです
チキタンさん
ちょっとづつ、ちょっとづつですね。
メープルピーカンパイの次に好きなのがバナナモカクリーム、そしてサワーチェリーです。
機会があったらぜひバナナモカを召し上がってみてください。とろけますよ。
新記さんに行かれたんですね^_^
ちょっとずつ、ちょっとずつでも前に進まれていて立派です。
サカキさんのブログを見るたび、このお店の揚げワンタンと大根餅を食べたくなります。茹で海老ワンタンも美味しそう!
レタスの湯引きは超シンプルなのに、野菜の旨みが際立ちますよねー。
ヨウコさん
ここの揚げワンタンは本当においしいんです。マヨネーズに豆板醤を混ぜたのをたっぷりのっけてパクリ。
あぁ、また行きたくなっちゃいました。
ここの新記、私も大好きです。
そして、思い出がある街は、時としてつらいですよね…
でも、いい思い出がたくさんあるって素敵な事ですね
心を穏やかにしてくれるのは、
時間薬しかないような気もしますが、
いつか心穏やかに思い出の街を歩けるようになるといいですね
うりぼうさん
どんなに有名で星まで付いているようなレストランの料理がおいしいとは限りませんよね。
人それぞれにおいしい思い出があり、その思い出が更新され続けることこそがシアワセなこと。その思い出とともに味わう料理が最高のゴチソウとボクは思っています。