焼肉山星+α

夜を近所でと、目的もなく表に出てぶらぶらしながら鼻をクンクン。
さすがに祝日。街は静かで、しかもクローズしているお店も多い。明日から出張というコトもあり、元気のでるモノ。

sansei

そうだ!焼肉と、「山星」という店を覗いたら、やっていました。しかもニギヤカ。ほとんど満席で、カウンターの二席が残っているだけ。
これ幸いとそこに落ち着き、まずはサラダを。
山星サラダという塩ダレで食べるサラダで、つまり叙々苑サラダのような感じ。ココノハ塩がパキッと聞いてて、サラダ菜メインでちょっとモサモサした食感。サラダというよ生々しいおひたしを食べてるみたいな感じがオモシロイ。

sansei sio

それから塩モノ。タンにミノと揃い踏み。
薄いくせしてみずみずしくて、歯ごたえガッシリ。しかもどっしりとした旨みがジュワリとほとばしり出る。タンの旨みは格別ですね。
いつからボクらは牛タンをこんなに普通に食べるようになったんだろう…。ボクが田舎に住んでたときは焼肉自体が非日常で、しかも牛たんなんてメニューはなかったような気がする。
コリコリザクザク歯切れるミノは、貝を食べてるみたいな食感。これもボクにとっては20年ほど前まで未知の食材でした。

sansei kalbi

日本の食はここ10年で本当に多様で多彩になった。
それ以上に手頃な価格になったから、ますます多彩な料理やメニューが次々提供されるようになってきている。アリガタイ。

山星盛りというココで自慢の赤肉類を3種揃えた大皿もらう。立方体に切った中落ちカルビにカルビ、それからロース。
サッパリとしたタレにまみれて、焼くとそれが脂と混じってこんがり焼ける。塩で焼く方が肉の味わいをそのままたのしむことが出来るという人もいるけれど、炭で焼くときはやっぱりタレ焼き。カラメル状に焦げたところのおいしさは、他の何にも代えがたい。

sansei hormon

それからホルモンがやってきて、どの順番で食べるか少々思案する。
教科書通りにいくならば、サッパリとしたロースから、徐々にこってり、重たい肉に向かっていくのがいいのだろうけど、今日のロースはサシが入ってどっしり味。それに最後に重たい肉を食べると口が疲れきっててココロ穏やかに味わえない。
それでまず、ロースを一枚。それから中落ちカルビをこんがり焼いて、ホルモンにゆき、カルビとロースを代わる代わる食べてみる。
カウンターの壁にダクトが埋め込まれていて、上がった煙がそこにグイグイ吸い込まれていく。時折、炎がメラっと上がり、目にもゴチソウ。満たされる。

 

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部屋に帰ってお風呂に入り、おいしい煙の匂いを落とす。さっぱりしつつも、ちょっと勿体無いような気持ちもしてきて、ちと笑う。
昨日、大量に作ったポテトサラダの残りを今日中に、平らげておこうとそれで焼いてみる。

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ポテトサラダに固めのアボカド、バターでソテした小さな帆立を一緒に混ぜあわせ軽くオーブンで温める。
ホーロー引きのお皿にマヨネーズを塗り込めて、そこにあっためたポテトサラダ+αとチーズを代わる代わる重ねて最後にタップリチーズ。賢いオーブントースターで焦げ目が付くまで焼き上げる。
これはおいしゅうございます。
ホクホクポテトととろけるチーズ。ハムがザクッと歯切れる食感。口の中がとてもにぎやか。なによりお腹があったまる。
明日は早朝出発の朝。早く寝ようと思うもまだまだたのしい夜が続いてる。

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