焼肉山星、肉をのっけて飯喰らう!

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出張疲れとでもいいますか…、肉が無性に食べたくなった。あそこにしようか、あっちにしようかと電話かけるもどこも満席。もしかしたら街中が「今日は肉じゃなくちゃ駄目」って言ってるように思うほど。
まさかあそこは空いてないだろう…、と思って最後にかけたお店に、なんとひと席。「山星」という焼肉の店。大きくはない。30人ほどで一杯になる店で無煙ロースターが入っているから空気はきれいで、店も清潔。こざっぱりしてる。一時期料理の品質がフラフラしたけど、人が変わって良くなった。

san-beefsan-gohanまずは野菜を食べなくちゃともやしのナムルにカクテキ、ごまサラダ。
サニーレタスのモサモサした食感と胡麻の風味が食欲誘う。

今日のおすすめの肉の盛り合わせ。
カルビにロース、中落ちカルビの3種類。
タレを揉み込みやってくる。
網をのっけた炭の上で焼くのだけれどやけてく匂いがすでにおいしい。
脂がほどよく乗った肉。脂が揚がってサクサクやけて、焼けた脂が垂れ落ちる。炭にあたって煙があがり、煙の香りが肉に染み込みおいしくさせる。
ヒヤッと脂が唇濡らし、ちょっとひんやりするのです。
ひんやりに続いて熱々の肉がやってきてジュワリと肉汁。あぁ、これはご飯だなぁ…、と思ってご飯をもらう。

san-garlic酒と一緒に食べる焼肉もおいしいけれど、脂がほどよくのってしかもタレがおいしい焼肉はご飯をねだる。
ご飯の上にのっけて、タレまみれになったご飯をくるんで食べるシアワセ。
肉だけたべるより、肉の食感、味が引き立つような感じがするのです。
噛めば噛むほど、肉やご飯の旨みが広がり脂もスッキリ食べやすくなる。
ご飯の炊きあがりかたもなかなかよくて、いろんなものを乗っけてみたくなってくる。

網の片隅でずっとコトコト煮込んでたバターニンニク。
ごま油の中に生のニンニク入れて、バターをタップリ加えたもので、ホクホクやわらか。とろけるおいしさ。甘めのタレの風味もおいしく、それをご飯にかけてバクバク。油に脂、醤油にニンニク。こりゃ、危ないなぁ…、と思いながらも箸は止まらずハフハフバクバク。ホルモン類を次々焼きます。

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まずは上ミノ。薄く開いて塩ダレまぶしてネギと焼く。コリコリとしたホタテの紐を食べてるみたいな爽快さ。レモンをタップリ搾って食べるとスッキリとした旨みにウットリ。
それからハチノス。レバーを焼いた。ふっかりとして噛むとジュワリと肉汁染み出すハチノス独特の味わい、食感にはやられてしまう。命を食べてる…、って感じがします。一番最初に焼いた牛タンもクニュリとは切れてとろけるおいしさ。焼肉って肉よりホルモン類がおいしくたのしいなぁ…、って最近思う。

san-z1san-z2san-z3白いご飯があまりにおいしくそれでチゲをたのんで〆る。牡蠣のおいしい季節でそれをタップリ入れた牡蠣のチゲ。
濃厚スープに風味豊かな唐辛子味噌。キムチや葉野菜もタップリ入ってかなり辛いけど旨みに辛さが包み込まれる。フウフウしながら味わい食べる。
ご飯の残りを鍋に入れ、中落ちカルビを焼いてのっける。ついでににんにくバターの煮汁をくわえてしばらくなじませ食べるとなんとおいしいこと。肉の脂の甘味、旨みとにんにくバターの風味がご飯をおいしくさせる。元気も出ます…、オゴチソウ。

 

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