潰れた黄身がうらめしや…

四ツ谷駅から移動の今日。駅に向かう途中で朝食。
やよい軒の和朝食。四谷二丁目にある完全セルフサービスの店。
席はカウンターだけ。ふたりで来ると横並び。ファミリーで来ても一家団欒はほど遠い、こういうお店のスタイルもすっかり今では当たり前。
ファミリーで食事をしても会話がはずまぬ時代なのかもしれません。
入り口入ってすぐという場所に券売機。メニューを選んで代金払えば自動的にその注文が厨房に飛ぶ。料理ができたら番号呼ばれて、券売機からでた食券と引き換えにして料理をもらって食べるシステム。これも今では当たり前。コロナがこういうシステムに拍車をかけた。お客さまもそれを新しいスタイルとして受け入れたけど、コロナに乗じてやっちゃった…、って感じもあるに違いない。

前に来たときには割り箸が料理提供のカウンター前にまとめておかれていたのだけれど、今日は客席ごとに箱がおかれてそこに収まる。箸箱の上には醤油に消毒液に紙ナプキン。こういう景色になんだかホッとしてしまう。
定食ばかりで単品メニューが少ないというのがやよい軒の弱点だった。今ではサイドメニューがかなり充実。ちょい呑み需要を狙いに来てて、これもコロナがひと段落したからなんでしょう。ニューノーマルに向かってひたすら爆進中(笑)。
セルフサービス、取り放題の龍馬漬け。それをとるためのトングをみると、今日も結構朝からにぎやかだったんでしょう。しばらく待って料理が完成。

「目玉焼き朝食」の納豆付き。
580円という手事な値段。
目玉焼きに揚げ焼きにしたソーセージが2本。
千切りキャベツが添えられているメインのお皿。
目玉焼きが不格好。
黄身が小さくかたよっていて、どうしたんだろうと取り上げてご飯にのせて醤油をタラリ。
お皿をみると黄身が潰れてお皿が濡れておりました。
焼いてる途中で白身が破れて黄身が流れ出しちゃったんでしょう。なんだかスゴくくやしくて、なんとか全部食べられないかとソーセージをそこに転がしまとわりつかせ、食べるもかなりの黄身が残っちゃう(T_T)。_
千切り野菜もフル動員でシャキシャキパクパク食べていく。皮がパリッと仕上がったソーセージの食感、味わい、オキニイリ。

それにしてもご飯と目玉焼きってなんでこんなによく合うんだろう。ご飯に玉子の黄身がからんだところもおいしい。すべすべ焼けた白身の香りや食感もよく、なにより醤油が万能です。
納豆には醤油やタレを使わず龍馬漬け。軽く混ぜれば龍馬漬けの塩味、酸味で味が整う。カリカリとした漬物に、納豆のとろけが混じって互いをおいしく引き立てる。
ご飯を3口分ほど残したところで、茶碗を持って席を立つ。茶碗にちぎった海苔をたっぷり。出汁が入ったポットから出汁を注いでお茶漬けサラサラ。ご飯がおかわり自由だけれど、おかわりせずともお腹は満ちる。それにお腹もあったまり、朝の気持ちが整うステキ。しみじみ便利でありがたい。

 

関連ランキング:定食・食堂 | 四谷三丁目駅曙橋駅四ツ谷駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。