池袋の空の上のうどん、博多からやってきたミニヨン

池袋西武にちらっと寄ります。
ここの地下の肉屋さんとか魚屋さんをタナカくんが案外好きで、たまにワザワザ買い出しに来たりしていた。
そのたびついでに屋上に行き、うどんを食べる。
2ヶ月に一度くらいの頻度だったかなぁ…、ちょっと小さな旅行を来たみたいな気持ちになれて好きだった。
池袋西武の屋上は広々として気持ちよく、駅上デパートの特徴として周りに大きなビルが建っていないから都会にいることを一瞬忘れることができるのがいいところ。屋台風の飲食店が10店舗ほど集まっていて、好きなものを好きに選んで食べられる。コロナの今にはとても安心。他のデパートも真似ればいいのにって思うほど。

目当ての店は「かるかや」という店。手打ちのうどんを関西風の醤油にたよらぬ透き通った汁で味わう趣向のお店。「かるかやうどん」っていうきつねにかまぼこ、鰹節、ネギののっかるうどんが大好き。
若干平打。太いところや細いとこ、薄いところや分厚いところがあったりしてその不揃いが噛みごたえや食感の変化につながる。
鰹節と昆布をたっぷり使った汁は旨味つよくて自然な甘み。酸味控えめでゴクゴク飲める。きつねの甘みが染み出してその周りだけが甘く感じたり、鰹節と一緒に食べると酸味が後口をさっぱりさせたり食べるところで味の変化を感じるところもオモシロイ。汁もキレイに飲み干して、冬の体をあったかくするオゴチソウ。

 

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それにしても池袋ってラーメン屋さんとかうどん屋さんは結構多い。なのに目立つそば屋が少ないことになんでだろう…、って思いながら駅に向かって歩いていたら、小さな行列。
みると「ミニヨン」のお店ができてた。
博多の駅でいつも行列を作ってる店。ミニクロワッサンの専門店で懐かしくって思わず並んだ。ボクの出張に合わせてタナカくんと旅にでて、博多で遊んで翌日ボクは熊本へ、タナカくんは長崎へっていうときにここのクロワッサンを買って旅のお供にしてた。
チョコクロワッサンが売り切れで、明太子とプレイン、オレンジを選んで買って家でおやつに食べてみる。ザクザク壊れる食感がクロワッサンというよりも、クロワッサンの形をしているパイのような感じが独特。なつかしいな…、と思う今日。

 

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夜、軽く食べてお腹をリセット。
蕎麦を茹でた。
出雲蕎麦の生麺を買って沸騰させた少なめのお湯でクツクツ煮込む。
茹でるというより煮込む感じ。
ちょっと硬めに茹であげて、タレを沈めた器に移す。
茹でたお湯。つまり蕎麦湯をザザッとかけまわしそれで完成。器の中の汁が濁って見えるのは、蕎麦湯を注いで仕上げているから。
冷たい水で〆ない蕎麦はねっとりとろける。ズルンズルンと3分の1ほど食べたところで野菜のかき揚げのせて、しばらく休ませあっためる。そこから一気にかき混ぜて、かき揚げが散り散りバラバラになって蕎麦にからんでいくのを楽しみ食べる。
お腹がポカリとあったまり、お風呂に入って今日は早目に寝ることにする。明日はお腹が空いて目覚めるはずです。日曜日。

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