池袋の伯爵の館でモーニング

池袋で仕事をはじめる久しぶりの朝。
朝食を「伯爵」なる喫茶店にてとりおこのう。
同じ池袋にココとは別にもう一店舗。巣鴨にもお店があって、かつて巣鴨近くに会社があった頃にはたまに行っていた。
正式名称「珈琲専門館伯爵」で、コーヒー専門店ではなく「専門館」というところにこだわり感じたりする。
コーヒーが好きな伯爵の館でお茶をふるまわれる…的、どこか背筋が伸びる感じ。ではあるけれど、ビジネスホテルの2階にあって、どこかで爵位を買った成金貴族みたいな感じがするのがステキ。オモシロイ。
ちなみに「公・侯・伯・子・男」と5つの位の真ん中。新宿にある珈琲貴族は爵位とするならどれなんだろう…、と思ったりする。また面白し。

伯爵の館はタバコ天国でした。
アイスコーヒーをまずたのみ、数種類あるモーニングセットの中からサンドイッチを選んでたのむ。
そういえば、サンドイッチを創作したといわれるサンドイッチさんも伯爵だった。オモシロイ。

アイスコーヒーは真鍮のマグできます。
器自体が冷やされていて、まだそれほど暑くもないのにマグの表面には細かな霜がふっている。
手にずっしりと期待がたかまり、唇つけるとひんやり、先味おいしいところがアリガタイ。

サンドイッチは卵サラダとハムとキュウリのサンドイッチが半分づつ。卵サラダはぽってりと、キュウリはシャキシャキ、歯ざわりがいい。
パンはちょっと痩せたパンです。きめこまやかで歯ごたえがあり、乾いたような感じがするのがボク好み。中に挟んだ具材がどれもみずみずしくて、だから乾いたパンとの相性よくておいしい。

ちょっと贅沢を試みましょうと、玉子とハムのサンドイッチのパンをそれぞれ一枚剥いで、2つをひとつにして食べる。残ったパンにはキャベツサラダを挟んでパクリ。伯爵風の朝となる。

スッキリとしたアイスコーヒー。酸味少な目で香りが強い。ミルクをたっぷり注いで入れると味わいなめらか。日本的なるアイスコーヒーってニッコリします。
テーブルの上には料理が入った器に混じって四角い灰皿。禁煙席もあるのだけれど厨房の前の薄暗い席。喫煙席は広々、明るくしかもうれしそうにタバコを吸ってるおじさんたちをみているだけで、なんだか気持ちが明るくなる。そんな景色も込みで680円。伯爵ムードは安上がり。

 

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