母のお夜食、朝のバフェ

ところで昨日。
母が夜食にでも食べてネってホテルにもってきた手作り天ぷら。
「太ったんじゃない」と言いながらも、無駄にしないで食べておいてねと言える理不尽に母を感じる(笑)。
しかもこれがおいしいのです。
エビのかき揚げ、アスパラガスのベーコン巻き。
竹輪の天ぷら、それからタケノコ。タケノコは炊いて味を煮含めたもの。だから何もつけずにそのままおいしく食べられる。みずみずしくて揚がっているのに煮ているようで、これがボクの家の味…、って思って食べちゃう。
夜のデザートにとアルミホイルに包んだブドウ。そう言えばボクもラップフィルムよりアルミホイルをよく使う。
冷蔵庫の中がいつもキラキラしているあのやり方は母譲りだったと思って笑った。夜のコト。

そして朝。昨日、バフェをたのしんだホテルのバフェでバフェの朝。
同じ場所。
同じカウンターにならぶ料理も夜と朝ではまるで違っているのがたのしい。
ただ夜も朝も同じようにあるのがうどん。さすが「うどん県」のバフェであります。一番いい場所をもらって茹で釜。うどんにテボに出汁に具材が並んでる。
とは言えうどんはズルズルツルツル、無制限にお腹の中に飛び込んでいく。
母が田舎に帰ってきて、たちまち太ってしまった理由がうどんが手軽でおいしいから。
だからうどんじゃなくてご飯を少量、ボウルに盛って周りにあれこれうどんの具材。大根おろしにネギに平天。それからお茶漬け用にと用意されてる釜揚げしらすに明太子。それをぐしゃぐしゃ混ぜて朝のお腹に入れる。
大根おろしがみずみずしくて、これも沢山食べられそうな予感に震える(笑)。
田舎の味噌を使った味噌汁。湯豆腐として用意されてた豆腐を沈め、お麩とネギをたっぷりくわえて朝のお腹をあっためる。

スライスオニオンがありまして、彩りにほんの少しのかいわれ大根。
血をサラサラにしてやりましょうとたっぷりとった。
さて、どう食べようか…。
ココのドレッシングは甘いとろとろのドレッシング。
ちょっと苦手で、それなら出汁醤油。
あるいは塩でと思いながらバフェをうろうろ歩いていたら、ベーコン発見。
シットリとした日本的なるベーコンで、これと一緒に食べてやれ!
一枚もらって、それで玉ねぎくるんでパクリ。
大きく長いベーコンで、だからたっぷり、かなりの量の玉ねぎをくるめてそれで口いっぱい。
頭がビックリするのです。
みずみずしくて健康的なスライスオニオンと、ヒヤッと脂がにじみ出る不健康を絵に描いたようなベーコンが口の中で行ったり来たり。今いったい何を食べているんだろう…、とビックリしながらそのおいしさにニッコリします。

イギリスパンをトーストしサンドイッチにしようと思って、トースターに入れるのだけど、これがうんともすんとも焼けていかない。庫内があったかにはなるのだけれど焦げるまでには暖まらない。どうも不都合らしくてしょうがない。
ただ表面カサカサ乾いて水分も程よく抜けては仕上がった。
レタスにハムにベーコンをのっけてパカッと二つ折り。バクッと齧るとパンがカサカサ歯切れてレタスがシャキッとみずみずしくて、最後にムチュンとハムがちぎれる。ベーコンの脂がシットリ、口を潤し、あぁ、食べた!って実感が湧く。かぼちゃのスープで朝の〆。電車で南に移動です。

コメント

  1. かにっこ

    こんにちは。
    オニオンスライス、イイですね。季節も新玉の時期。今が一番美味しく食べられます。ベーコン巻きはとても美味しそう!ワタシはいつも醤油少々、お酢をタップリかけて。ビールに合うんですよね。うちの玉ねぎは、あと1ヶ月ほどで収穫できそうなので(家庭菜園デスよ)新玉ベーコンやって見ます。旬のものは格別ですね。

    • サカキシンイチロウ

      かにっこさん
      醤油煮お酢…、おいしそうです。
      玉ねぎに限らず、旬の野菜は生命力にあふれて食べるだけで元気になれそうな気持ちがします。ありがたいですね。

  2. しのはら

    実家が筍で有名な地域なのでご近所からいただくことが多く、この時期は筍づくし。
    偶然私も先週末に帰省し、筍の天ぷらも食べました。
    同じく煮たものを揚げたタイプで美味しいです^^

    • サカキシンイチロウ

      しのはらさん
      煮て天ぷらにするとさめてもおいしいんですよね。衣にも筍の味が染み出して、思わずすすんでしまいます。
      季節のゴチソウ…、ですよね。

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