歌舞伎町のグリル・スコール、+500円のシアワセ

土曜日、寝坊で昼ご飯。
コストパフォーマンス抜群のお店を発見したんだ…、と友人に誘われ歌舞伎町のはずれまで来る。
「スコール」というレストランでマンションビルの2階というロケーションにまずビックリ。ただ外観は目立つこと甚だしくて、このマンションに住んでる人は、この店を目印に説明すればはじめての人も迷うことなし…、って感じでござる。
実は歌舞伎町を中心にバリスタイルのカラオケボックスを展開している会社の経営。だからお店の中もバリスタイル。ダークウッドのインテリア。壁にはレインフォレスト風の意匠をはりつけて流れるBGMもガムラン風です。それにしてもロケーションはかなり微妙で周りはほぼ完全にラブホテル街。昼とはいえかつては女性が歩くのがはばかられたような場所にして、驚くことにランチタイムは女性で一杯。ビックリします。

ランチメニューは1000円前後の商品が10種類ほど。それに500円でバフェがつくという最近、よくみるシステムでけれどそれが人気だという。
500円で何が食べ放題、飲み放題になるのか…、というのは経営者としての腕の見せ所。サラダバーは当然のこと、アイスクリームにチョコレートファウンテンも珍しくなくなった。
カレーが2種類。揚げたてが随時補充されるフライドポテトにオニオンリングス。白米、もち麦のご飯と今のはやりもしっかりぶち込み魅力的ではあるけれど、びっくりするのがドリンクコーナー。ハーブウォーターやアイスコーヒー、アイスティー、コーヒーとあるべきものはしっかり揃い、けれどソーダディスペンサーが置かれていない。あれがあると、どこかチープに見えてしまう。代わりにワインの樽やシードル、スポークリングワインのタンク。

昼でもアルコールが飲み放題なんですね。
ただ、ビールやハイボールのようなものはない。
ワイン類は種類にこだわりさえしなければ安い飲み物。
だからそれを飲み放題にしても、お客様の満足と差別化を得ることができるならば安い投資…、という考え方なのでしょう。
オモシロイ。

メインは厨房からできたてが運ばれてくる。ひとつはイベリコ豚のハンバーグ。ランチタイムで一番人気のメニューらしい。デミグラスソースは濃厚で鉄板もしっかり焼かれて、あらびきの肉の食感もホツホツたのしい。
もう一種類は今日の日替わりというチキンカツ。大きなもも肉一枚をさっくり揚げて、また旨い。

サラダバーは普通かなぁ…、千切りキャベツにスライスオニオン、ニンジン、わかめにスイートコーン。キュウリを器に入れてドレッシングをたっぷりかける。素材は普通ではあるのだけれど、千切りは細くてスライスも薄い。しかも冷たく状態がよいからおいしく感じる。
グリーンカレーには鶏肉がたっぷり。サラサラでスパイシーなカレーはすっきりとした味わいでチキンカツをのっけてチキンカレーにしてパクリ。聞くと、日替わりランチで一番人気はチキンカレー。なるほどなぁ…、って思ってお腹も満たされる。
ところでこれら写真はiPhoneで撮ったもの。しかも数世代前のiPhoneでキレイに撮るのに工夫がいった。理由はかばんの中に入れっぱなしのカメラのバッテリが上がってただの金属の箱に成り下がっていたからでした。カメラの写真をとったらこころもち頭をうなだれてございました。愛らしい。

 

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