桃太郎、あんこで氷を飾りましょう!

昨日、岡山でずっと仕事で忙しく、昼ご飯を食べ損なった。それで夕方、東京に戻るための新幹線に乗る前に弁当かった。
岡山で弁当といえば桃太郎の祭り寿司。駅ナカ、駅ソト、駅マワリ。日本料理のお店であったり寿司屋であったり、祭り寿司がお土産物として売られてて贅沢なのあり。簡素なモノあり。気持ちはちょっと迷うけれど、駅口内の売店にある「桃太郎の祭ずし」がボクにとっては祭り寿司。まずパッケージが愛らしく、しかも弁当箱の本体が桃の形という可愛らしさ。

プラスティックの素材がツルツル。
テーブルの上に置いて写真を取ろうとすると電車の動く振動で滑って動く。写真を撮るのに一苦労(笑)。

蓋をとってまず目に入るのがその色鮮やかでポップな様子。
錦糸卵がギッシリ酢飯の上を覆って、なばなのおひたし、紅しょうが。
甘辛煮付けの分厚い椎茸。
尾頭付きでクルンと背中を丸めたエビに酢蓮に酢じめの小さなアマダイ。
穂先の部分のタケノコがざっくり歯切れる食感たのしい。
ままかり、酢だこと酢じめのネタはスキッと酸っぱく、酢飯も酸っぱい。だから食べてるうちにどんどんお腹が空いてきそうな味がする。
穴子の蒲焼きを刻んだモノやアサリの時雨煮。味の強いおかずがそれぞれ一口、二口づつほど並ぶ。あくまで酢飯をおいしく味わうための寿司。錦糸卵のふっくらとした食感がご飯をやさしく包み込みお腹を満たす。オキニイリ。

一夜明けて東京は暑い朝。喉をたのしく潤しましょう…、と新宿の南口にある「トラヤ・アンスタンド」にやってくる。

あんこがテーマの甘味処。
ジャムやピーナツバターのようにあんこを売ってる。
瓶詰め。
味わい、食感の異なるあんこがペースト状にされて売ってて、おみやげとして買う人沢山。
他の虎屋のお店では手に入らないものが多くて、それでいつもにぎわっている。

そのアンペーストを使ったスイーツを食べることができるイートインで、季節のスイーツ…、かき氷。
サクサク氷にいちごのシロップ。アンペーストに練乳たっぷりという組み合わせ。アンペーストがスプーンにたっぷりこびりつき、まるであんこで作ったスプーンみたいな役目を果たす。氷をすくって口に入れると、もれなくあんこの風味、甘みが口の中へとやってくる。

そのアンペーストをカップの底に沈めて冷たい抹茶。
最後にミルクをそっと注いで仕上げた飲み物。
よくかきまぜて飲んでくださいと言われてストローでよくかき混ぜる。

アンペーストがミルクにとけて甘みと小豆の風味が混じる。
豆の風味が混じったミルクは、豆乳みたいな味わい、香り。
抹茶の苦味を引き立ておいしい。
なによりザラッと砕けた豆が喉をくすぐるような感覚。
ひと飲みごとに舌にズッシリ、重たさ感じて分量以上の満足感がたのしめる。

氷はサクサク。いちごのシロップは酸味が強くて、あんこや練乳の甘みを引き立て口の中でサラリととける。とけて最後に残るのがあんこのぽってりした食感。そして味わい。オモシロイ。

アンボーロというお店で一枚一枚焼いて仕上げたお菓子を一枚。
そばボーロの中にあんこが挟まっているというモノで、ほんのりあったか。噛むとザクッと壊れて口の中でとろける。中心部分はあんこの味わい。とろけ感もなめらかでちょっと練り菓子みたいな感じがするのもたのしい。
一方、箸の部分は固くて乾いて仕上がっていて、まさしくいわゆるそばボーロ。
なつかしいなぁ…、四角いブリキの缶の容器に入っていつも家にはあったんだよなって思って食べる。週末の午後、のんびりと。

 

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