栗のパフェに洋梨のパフェ

買い物済ませて家に変える途中で一息。
甘いもの。
新宿西口のメトロ街の中にある、タカノフルーツパーラーに寄る。
新宿駅を中心に何軒もあるお店の中で、並ばず入れる可能性が一番高い店がこの店。
近所は甘味処や蕎麦屋、洋食店と昭和風情の店が多くて、フルーツパーラーの立地としては華やぎにかけるからかもしれない。
でもお店の中はピカピカキレイ。
白が基調で、強化プラスティックの白いテーブル、コースターも白くて普通の店なら冷たく感じる。けれどフルーツパーラーというこの業態。
果物がおいしい温度…、つまりほどよき冷たさを感じさせるのがおいしくみせる方法の一つなのかもしれないなぁ…、って思ったりする。

マダム来店にあわせてでしょうか…、ここのウェイターはみんなイケメン。
女性スタッフはにこやか顔の気持ち良いスタッフばかりで、もてなされてる…、って感じがするのがオキニイリ。注文するとテーブルの上に小さなサイズのナイフやフォーク。パフェを食べるのに特徴的な細長いスプーンがずらりとならんで気持ちをニギヤカにする。

パフェを2種類。
どちらも季節の期間限定のものをたのんだ。

ひとつはマロン。
パフェグラスの底にはマロンとブランデー、カラメルで作ったジュレを砕いてタップリ。マロンクリームに生クリーム、栗で作ったシャーベット。アイスクリームと栗をおいしくさせるさまざまを積み重ねてる。
上には皮お剥いた栗の蜜煮にマロングラッセ。どこを食べても栗の味…、というのがステキ。

グラスの後ろ側からみると、モンブランのような姿。濾してなめらかにしたマロンを絞って、生クリームと一緒に味わう。食べるところで焼いた栗、蒸した栗とかあるいは渋皮煮のような味がするのがオモシロイ。
果物を使ったパフェには2種類あって、ひとつは果物の持ち味を心置きなく味わうために出来たパフェ。もう一種類はフルーツを使ったケーキを冷たくしたような出来のモノ。ココのパフェは後者の典型。

洋梨のパフェ。洋梨は果物の中でも好きな果物の5本の指に入る好物。他にはいちじく、びわやザクロとボケた食感の果物が好き。
同じ梨でも和梨はシャキシャキカリカリしていてみずみずしすぎてちょっと苦手。柿も熟してグズグズしたもの。リンゴもボケたものが好き。
この洋梨のクチュっと潰れてザラッととろける食感に、豊かな香り。ユックリ滲むおいしいジュースとどれもボクが果物に求めるおいしい要素のかたまり。この洋梨をそのまま味わい、アイスクリームやシャーベットにもし、クランベリーと一緒にジェリーで固めたりもする。この執着心。もっとおいしく味わってやろうと追求していく姿勢がステキ。まさにパルフェでございます。

パフェのお供にサンドイッチをたのんで分ける。
フルーツサンド、ローストビーフのサンドイッチにクラブハウスの3種類。サンドイッチと言えばやっぱりクラブハウスサンドイッチでございましょう…、とそれをたのんで食べてみる。
レタスとトマト、薄切りにしたローストチキンにベーコン。トーストした薄切りのパンではさんで作る見事に教科書的なるクラブハウスサンドイッチにまずウットリ。口がパフェの甘みで舌がつかれたところでパクリと食べると、なんとおいしい。ホっとする。クラブハウスについてくるフルーツヨーグルトのヨーグルトがスゴく酸っぱく、プルプル震えた(笑)。気持ちが満たされ、ニッコリします。さぁ、帰る。

 

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