松阪名物の鶏焼肉を渋谷で食べる、オモシロイ!

渋谷ストリームの食堂街でもう一軒。チキンキッチンっていうお店を試す。
三重県の松阪に「鶏焼肉」という料理があって、安くて旨いというので有名。数年前にケンミンショーで紹介されたこともある。
いつか、誰かがやるだろうなぁ…、と思うもすっかり忘れてた。
そしたら渋谷のおしゃれな場所でおしゃれにはじめた店がある…、ってそれで気になりやってきてみた。
お店は明るい。大きなガラスの窓ごしに中は丸見え。白い壁に白いテーブル。ピカピカのダクトが下がってオープンキッチン。開店直後だからキレイなのは当然だけど、焼肉という煙がでちゃう業態で、このピカピカがずっと続いてくれたとしたら、それは立派なことだとワクワク。
ランチで1180円という値段も渋谷のこの場所としては安く感じる…、だからでしょうね、繁盛してる。

メインの焼肉定食の肉は基本もも肉。若鶏、親鳥と2種類あって、そのそれぞれを150g乗せた定食。若鶏親鳥両方で150gのミックス定食と3種類。
たのんでみると一口大に切り分けられた肉がキレイにお皿に並び、上に味噌ダレ。肉を覆ってしまうのじゃなく肉の断面、表面がみえるようにたらりとかける。タレを肉によくからめ皮の方を下にして、皮が焼けたらひっくり返して食べてくださいと、丁寧にテキパキ説明してくれる。
三切れ単位で肉のお替りが用意されてて、もも肉以外に胸もある。
脂と皮を含まぬ胸肉がボクは好き。それで胸肉3切れを二皿注文。ご飯に汁、漬物がつきひと揃え。ご飯はお替り自由です…、とうれしいサービス。

ガスと鉄板で焼き上げる。味噌ダレが肉を覆って焼けていくので、肉の水分が逃げない仕組み。
しかもこんがり焦げ目がおいしい。
若鶏の肉はふっくらなめらか。
一方親鳥は痩せた感じで、脂が黄色い。
焼くと若鶏はしっとりとしたやさしい味わい。親鳥は固くて歯ごたえたくましく、脂のコクが一層強い。
鶏胸肉はふっかり、やわらか。口の中に入れた途端にはらりと壊れて消えていく。その儚さがオゴチソウ。
赤味噌に甘みがはいって焦げたところは力強い味。ご飯をねだる。若い子だったら鶏ひと切れで茶碗一杯ご飯が食べられてしまうんじゃない…、って思ってしまう。いい感じ。
それにしてもここのお店の女性スタッフのキレイなコト。
女の子がキレイなお店はいいお店。でもそれ以上に、女の子が働く姿がキレイに見える店はもっといい店。そんな店。

焼肉以外にもと思ってチキン南蛮をたのんでみます。そしたらこれが盛りの良いこと。二口分ほどの大きさの鶏の唐揚げが6切れ、そこにこれでもかってタルタルソース。刻んだゆで卵がたっぷりと、ちょっとシャビっとしたみずみずしさを感じる仕上がり。なかなか旨い。
千切りキャベツもかなりタップリ。鶏唐揚を全部食べてもタルタルソースがどっさり残り、千切りキャベツをからめて食べるとご飯のおかずに十分なって、満たされる。
サイドの汁は野菜たっぷり。大きく切った大根、にんじん、ごぼうにネギ。鶏肉がゴロゴロはいって味噌の味もかなり濃厚。伊勢たくわんって呼ばれる酸味が強い千切りたくわんが口をスッキリしてくれる。
今度は夜に来てみたい…、って思って帰る。感心す。

 

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