朝ご飯がおいしく感じる光の空間、バーグホリック

バーグホリックで朝ご飯。
朝早くから営業してくれているのがありがたく、ちょこっと歩いてたまに来る。
小規模飲食店の宝庫、四谷三丁目にあって、異色なほどに大きなお店。大きなビルの二階を丸ごと使ったお店。
ちょっと変わった構造で、螺旋階段を上がった先に入り口、そしてレセプション。レセプションの奥にメインホールがあって突き当たりにキッチン。
メインホールは朝でもちょっと夜の雰囲気、大人ムードが漂う空間。いかにもハンバーガーがおいしいダイナーレストランです…、って造りをしてる。
レセプションの左側に階段があって、6段ほども下がったところにホールがもうひとつ。大きな窓の外の街の景色が明るくて高い天井も手伝って開放的でカフェっぽい。

今日ははじめて明るいフロアで朝を寿ぐことにした。
朝が似合う空間ってあるんだなぁ…、って光の中に座って思った。なんだか気持ちが贅沢になる。ゴチソウだ!
朝のメニューは4種類。
基本的なのがトーストに飲み物という組み合わせ。そこに卵料理とサイドがついて種類が増える。スクランブルエッグにチェダーチーズの組み合わせは口の中が油まみれになる朝の背徳。チリビーンズと目玉焼きの組み合わせは、気持ちを一気にサウスウエストに飛ばしてくれる。今日の気持ちはベーコンでベーコンエッグトーストにした。ベーコンと頭の中で唱えたら、口がひんやりするような脂を感じて心がしたたか震えたのです(笑)。

ベーコンエッグトーストにします。
馴染みのスタッフにそう告げました。
続けて「目玉焼きは…」って言いかけたら、彼が続ける。
ひっくり返して白身はよく焼き、黄身は半熟だったでしょうか?…、って。
なんてうれしい。
それでお願いしますとお願いしコーヒーお供におねだりします。

しばらく待ってやってきた目玉焼きのうつくしいことにウットリする上、トーストのこんがり焼けた様子に香い。今日の朝がいい朝になる。このうつくしきトーストと目玉焼きを目にしたら、サンドイッチを作りたい熱がふつふつと湧き、作ることにした。

トーストに目玉焼きとベーコンをのっけたところでパンを折り、畳んでしばらく体重のせて馴染ませるだけ。三等分に切ることでサンドイッチらしくなってくれるのだけど、この「切る」がなかなかむつかしく、はみ出さぬよう、壊さぬようにと工夫をしたけどやっぱり黄身が潰れてとろりと流れ出す。
お皿を汚す黄身の黄色がまたうつくしく、黄身のソースをパンで拭ってパクパク食べる。残り一枚のトーストにはバターをたっぷりのっけてパクリ。脂が体に染みわたる、元気を出して今日1日をたのしみましょうと思う朝。

 

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コメント

  1. to22by

    最近影響を受けたのか、白身はよく焼き、黄身は半熟の傾向になってます。もともとは白身も黄身もどんな状態でも食べられていたのですが、どうにも苦手なのがカラザです。自分で使うときは取り除いてますが、お店ではそこまで期待できません。それに調べてみるとカラザは栄養満点でもあるようです。でもダメなものはダメなんですね。

    • サカキシンイチロウ

      to22byさん
      カラザは大敵です。卵焼きをつくるときには絶対にとる。それと一緒に白身もついて逃げてしまうんで、卵の量が減るんですけどその分、黄身の量が増えるんだ…、って思って徹底的にとります。
      栄養満点なんですネ…、カラザ。でもこれからも絶対にとりつづけると思います(笑)。

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