月曜の朝のヒルトン、マーブルラウンジ

長い休みも終わって今日から通常モード。勢い付けるためにオキニイリの朝バフェに来る。
西新宿のヒルトンホテルのマーブルラウンジ。来るのは大抵週末で、お泊りレジャーをたのしむ日本各地の人たちと海外からの観光客が入り乱れて騒々しいほど。月曜の朝は普段も静か。しかも今日は連休明けです…、いつもならば少なからずいるビジネス旅行の人たちもほとんどいなくて、やってくるのは長期旅行の外人客。海外に旅行しているような気分になっちゃえる。
馴染みの調理人に「忙しかった?」って聞くと、昨日までは卵料理を作るミニキッチンの前に長蛇の行列で交通整理が必要だったくらいでした…、と。今日はそこに並ぶ人もなく、バフェコーナーに立つお客様よりホテルのスタッフの方が多いくらい。ホっとする。

ステンレスのポットにコーヒー。
酸味控えめ、スッキリとした苦味がおいしいコーヒーでお腹の底から目が覚める。
グーッとなります。料理をよそおう。
お皿の真ん中にご飯をほんのちょっとだけ。サイドにご飯の5倍ほどの分量のアルファルファ。
手ぐるみにした肉焼売にハッシュブラウン。スクランブルエッグにケチャップたっぷりポトンと落とし、グリルドベーコン。ひさしぶりに来たら焼きそばが置いてあってそれも少々。上海系の焼きそばかしらと思って食べたら、これが普通のソース焼きそば。たしかにこれは日本の味。
ご飯にネギをちらして醤油をたらり。超薄切りのベーコンを脂がサクサクになるまで焼いたのが、前歯で砕けてジュワッと脂が口を潤す。オゴチソウ。

オムレツ作ってもらいます。
白身だけを使ったオムレツ。
具材は刻んだ玉ねぎ、ピーマン、パプリカにハム。
マッシュルームにチーズたっぷり。
普通のオムレツは手早くかき混ぜ形を作る。中はトロトロ。けれど白身のオムレツはじっくり熱を通して仕上げる。白身から水気を容赦なく吐き出させ、表面が焦げてカサカサになってしまうまで熱を通して出来上がり。
目玉焼きを作ったときの一番端の焦げた白身の部分だけを集めてオムレツの形に作った…、そんな感じの味わい、食感。ピリ辛サルサをつけながらハフハフ食べる。表面のサクサク感につづいて茹でた白身のようなプルプル感がやってきて、強い旨みにウットリします。

オールウィートの食パンをトーストします。薄切りのパン。ベルトコンベア式のトースターに2回通しておいしく焦がす。トースト用のパンが厚切りじゃないのがグローバルという証でしょうか。アリガタイ。
穴あきエメンタールチーズの薄切りにジャンボんブランのこれまた薄切り。焼けたパンの上にキレイに並べる。熱々のトーストの上でチーズがしんなり、ハムの脂が透き通ってくる。2つに折って手のひらのせて体重乗っけて潰してナイフで切り分ける。サンドイッチの出来上がり。
調味料をまるで使わず、ハムとチーズとパンだけで味がしっかり整うというのにウットリします。なにより焦げたパンの香りや苦味、自然な甘みがおいしくて朝のコーヒーのよきお友達。オキニイリ。

そろそろ朝の〆に向かってあれやこれやと。
小さなボウルの縁にご飯を貼り付ける。
ほんのちょっとだけヘラでおしつけご飯を貼って、わかめをドサッ。味噌汁注ぐ。ご飯や味噌汁の横に中華粥がならんでて、そこにある薬味の揚げパン一個拝借。食べる。
スプーンで混ぜてサラサラお腹を温める。不思議なほどに朝の味噌汁っておいしく感じる。しかもご飯混じりのお行儀悪さをたのしんだ。
ライスパフにミルクをかける。かけた途端にパチパチ軽い音がしてライスパフがミルクを吸い込む音です。だから当然ライスパフは濡れてくる。濡れてもサクサク香ばしく、乾いた感じがオモシロイ。小さなパンケーキにホイップクリームをたっぷりのっけ、ラズベリーソースをかけて朝の〆。手づかみできる小さなサイズでふっくらなめらか。お腹に蓋してさぁ、仕事。

 

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