日曜日の峨眉山で昼

近所でランチの日曜日。中国料理の峨眉山にくる。
12時前というのにお店はにぎやか。ちょっと前まで満席だったのでしょう…、片付けを待つテーブル2つ。案内されるのを待っている人が1組いてつまりボクらでちょうど満席という状況。
日曜日の昼ごはんを待ちかねている人が近所にたくさんいるんでしょうね。ちょっとだけ待ち案内される。
一週間でメニューがかわるランチです。
ここの名物麻婆豆腐と担々麺、五目焼きそばはずっとかわらずいつもある。それに定食3種類、麺類、チャーハンが4種類でメニューが構成されている。
二人で定食2種類と麺類ひとつたのんで分ける…、というのがここのいつもの楽しみ方。お店の人もよくわかってて、料理を2つたのみおわっても「それから」って聞いてくるのが常連気分(笑)。

牛肉とセロリの辛子炒めと、エビとなすの塩炒め。
どちらも好きな料理で今日はなんだかラッキーってニッコリしました。

細切りにした牛肉と細切りセロリににんじん。肉はカラカラになるまで炒め、野菜はカリカリ歯ざわり残して仕上げられてる。
赤唐辛子と芥子を使ってピリ辛味。
けれどやってきたときの香りが酸っぱい。
仕上げにお酢を使って味を引きしめていて、辛味はマイルド。お酢が脂の甘みを引き立てスキッと酸っぱく食欲が湧く。
エビに粉をまとわせ揚げて茄子も揚げそれで仕上げた炒め物。なのに不思議と油っこさを感じさせないところが不思議。中国料理って油の料理。だから油の使い方が上手なんでしょう…、味もピタッと決まってる。

料理がのっかるお盆からメインの料理だけを外して、お盆とお盆の間に並べる。
料理を二人で分ける食べ方。
宴会をしているみたいな感じになるのがおもしろ、たのしい。

副菜ひとつに漬物に汁。一汁三菜でございます。
漬物はいつも細切り大根の醤油漬け。
八角の香りと山椒の実が一緒に漬けられ軽い痺れがおいしい一品。
これだけ大盛りにしてほしいって思うほどのオキニイリ。
副菜がいつも工夫の料理で中国料理っぽくないところがオモシロイとこ。ちなみに今日の副菜は韓国料理のおでんの材料の薄い練り物とお麩を一緒に煮込んだモノ。
やさしい味付けが舌がキレイにリセットされる。汁はなんと味噌汁でした。白菜をグズグズになるまで中華スープで炊いて甘みがでたとこで味噌を溶かして仕上げた一品。気持ちがホッとするおゴチソウ。

もう一品は五目焼きそばにするのがここしばらくのオキニイリ。ところが今日は麻婆焼きそばがメニューにあった。
いつもかなり迷うのです。麻婆豆腐は食べたいけれどそれを食べようと思うと定食の一種類のメインがそれで固定される。今日みたいに定食メニューに好きな料理が2種類あると、我慢しようかどうしようかと悩んでしまう。
極細麺を蒸してこんがり焼き上げて、ところどころがパリパリになった状態に麻婆豆腐をたっぷりかけて仕上げた料理。豆腐の崩れてとろけた感じをパリパリとした麺が引き立ておいしくさせる。ご飯の上にちょっとのっけて一緒に食べると麻婆そばめしの出来上がり。お腹も気持ちも満ちました。

 

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