新宿駅の駅ナカのお店は営業中!

おいしい牛たんを食べたいなぁ…、とそれで新宿駅構内の利久にくる。
実はすぐ近所のルミネの中にもお店がある。けれどルミネはほぼ休業。けれど駅構内の飲食店はまだ営業中で、それでここ。
小さくちょっと屋台みたいな感じがあって、おいしいものが食べられそうな感じがボクはオキニイリ。
厨房の中を見渡すことができるカウンターに座って前をみるとお弁当のサンプルずらり。そういう時代なのでありましょう。
分厚い極み牛たんを2枚4切れ、定食にして山芋とろろの玉子抜きを追加しました。昔、牛たんは3枚6切れからだったけど手頃な値段でも食べられるよう2枚というのが加わった。お皿の上にはちょっとさみしく見えるけれども、実際食べると食べごたえがあり牛たんを食べたって実感がわく。

そもそも牛たん焼きって一体どういう食べ物なんだろう…。たまに無性に食べたくなるどこか中毒性のようなものがあって、味もさることならが食べ心地が独特だからじゃないかと思う。
ひんやりとした脂の感覚がおいしい予感をさせてくれる。ザラッとした独特の歯ざわりがあって、サクッと歯切れる。奥歯が感じる歯ごたえと他の肉にはない独特で多彩な食感。一味唐辛子をたっぷりお皿の片隅におきたっぷりまとわせ食べると牛たんのうま味がキリッとひきしまる。
テールの肉がホロホロ崩れるテールスープ。醤油を垂らして好みの味に仕上げるとろろ。麦のご飯をワシワシたべて、ほんの少量残したところに南蛮味噌をのっけてスープをかけてサラサラ。麦のご飯が転がるようにお腹の中に収まっていく。さぁ、帰ろう。

 

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夕方、いくつものサイレンがウォンウォンウーウー近所を通る。
今でもサイレンを聞くと、原付きで事故を起こしてないよなぁ…、って心臓がドクンっと縮む。
今じゃ空をスイスイ飛んでいるから事故とは無縁なのにネ。
しょうがない。

夜にうどん。
真空パックの伊勢うどんをお湯に沈めじっくりゆでる。
無理やりほぐそうとするとちぎれてしまうからじっと両手を後ろに組んで、鍋の中を眺めてのんびり5分ほど。
最初はまるで変化がなくてどうなることやらって思って見てて、ところが4分たった頃から自然と麺と麺とが剥がれて浮いて来るのにびっくり。
5分で取り出したまり醤油をまとわせて、赤唐辛子に春菊のかき揚げ。かき揚げをちぎって麺でくるむようにしてズルリと食べる。なめらかにしてやわらかく、食べるとたちまちお腹がポカっとあったまる。

夜のおやつにレモンパイ。伊勢丹の地下のエディアールでかったこれ。
レモンパイ世界の最高峰にいるのがここのこのレモンパイ。まずパイがおいしい。何層にも重なり合って壊れっぷりが潔く、生地が飲み込んだバターで指が潤ってくる。脂の香りもどっしりとしてそこにレモンクリームが混じってとろける。
レモンクリームはかなり酸っぱい。酸っぱいだけじゃなくてレモンの香りも鮮やかで生地のどっしりした味わいと混じり合ってなんともおいしい。体に悪い奴なんだろうなぁ…、と思うもあまりにおいしくて、そんなことなんてたちまち忘れる。オゴチソウです、オキニイリ。

コメント

  1. Michiko

    やわらかく炊いたおうどん。やさしい甘さのプリン。おつゆ、皮、中身も楽しめるワンタン…これらが私も大好物で、サカキさんのブログに出てくるたびにわくわくします。皆、なんというか、唇でその触感を楽しめるものなんですよね。なんかうっとりとなぐさめらる自分がいます。週末は久々に自作ワンタンつくろうかな~  どうぞ過ぎ行く春をゆったりお楽しみください。

    • サカキシンイチロウ

      Michikoさん
      硬い料理は奥歯でたのしむ。
      柔らかい料理は唇で味わう料理。
      心がつかれたときには、唇でたのしむ料理がおいしく感じますネ。
      自家製のワンタン!ピロピロとした生地の食感は格別ですよね。

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