新宿に来て喫茶店をはしごする朝

a bun新宿に来て、朝食をBUN。
新宿の伊勢丹会館の一階にある喫茶店。

実は朝に、別の喫茶店で打ち合わせがある。
そこにも朝食セットがあるにはあるけど、BUNのとあるものが食べたくて、それで朝からハシゴと洒落る。

新宿三丁目が目覚める時間にはいささか早い朝の時間。
しかも朝から強い雨。
それででしょうか…、珍しくもお店の中はノーゲスト。
お店の人も手持ち無沙汰で、入り口の方を向いてお客様がやってくるのを待っている。
忙しい店の空気もいいけれど、こういう心待ち顔でスタンバイするお店の雰囲気も悪くないなぁ…、ってニッコリします。

a bun dogカウンターの中にお湯を沸かして蒸気を噴き上げる給湯器があり、まるで床屋の店先を見ているような風情がある。お店の人のユニフォームも、どこか床屋のスタッフみたいでなんだかちょっとオモシロイ。

考えてみれば床屋も喫茶店もそれぞれ、髪を切ったりコーヒー飲んだり、それらが目的というよりもそれを手段にリフレッシュメントを感じるコトが本当の目的。
似ている場所かもしれないなぁ…、って思ったりする。

さて朝ご飯。
モーニングセットが4種類。
サンドイッチや厚切りトーストとメインが選べて、中でも一番好きなのがホットドッグがメインとなった朝食セット。
コーヒー、紅茶にゆでたまごがつきひと揃え。値段は540円という手軽なモノで、しかもタバコが吸えるお店。
だからいつもはニギヤカで煙たいお店でもあるんだけれど、今日は空気もおいしくなんともアリガタイ。

a bun lettucea bun tamagoちなみにココのこのホットドッグ。
変わっています。
ロールブレッドに挟まれてるのはソーセージじゃなくミートソース。
胡椒たっぷり。タバスコの酸味も感じるかなりピリ辛。
しかもとってもみずみずしくて挟んだトマトもとてもジューシー。だから口が潤っていく。
レタスがシャキッと食感くれて、朝の体が潤う感じ。

茹でた玉子をコツンと割ります。殻に細かくヒビが入って、それを手がかりに殻を剥く。
今日は案外するんと剥けて表面スベスベ。なんだか幸先いいような感じがしてきてニッコリなります。軽く塩をぱらりとふって、カプリと食べるとムチュンと白身が歯切れてスルリ。
ほどよき加減の黄身がネロリととろけて、黄身独特の硫黄の香りととろみが口に広がっていく。元気がでてくる、オゴチソウ。

a bun icアイスコーヒーを飲み物にする。
「アイスコーヒーをお願いします」っていうと必ず「甘いのですか、甘くないのですか?」って聞かれる。
だから「アイスコーヒーを甘いので」って言うとなんだか常連みたいでちょっとたのしい。
酸味の強いココのコーヒー。
氷をたっぷり入れて冷たくすると、酸味が軽く、おだやかになる。ただ風味や旨みもひ弱になって、だから砂糖で甘くする。おいしくなってくれるんですネ。
だから甘いのがココのおすすめ。
ユックリ、コクリとたのしんでたら伊勢丹勤務らしき熟年女性がやってきて「アイスコーヒー、甘さ控えめ」って通な注文。ははは、彼女の方がずっと常連さんらしい。
朝から湿気の強い一日。だからグラスにたっぷり大きな水滴がつく。その水滴が幾つかひとつにまとまって、ツツっとグラスを濡らして下へと落ちていく。そろそろ次に移動する。

 

関連ランキング:コーヒー専門店 | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

 

a edi打ち合わせの場所へと移動。珈琲貴族エジンバラ。

いいお店です。
24時間営業の店。
にもかかわらず、お店の空気が荒れていない。
普通、24時間営業のお店の朝は疲れ果ててて、夜のムードが滲みだす。なかなか朝がやって来ないお店が多い。
ところがココは朝は朝。
とてもさやかで空気がキレイ。お店で働いている人の力なんでしょうネ。笑顔がキレイで働く姿が凛々しくて。
お店の人の働き方がお店の空気を変えていく。お店の空気がお客様を選ぶ雰囲気になっていく。安心できるお店はステキ。

コーヒーもらう。何杯飲んでもお腹の中が重たくならないおいしいコーヒー。
午前11時半までならばこのコーヒーがおかわり自由というのがなんともウレシクて、さてさてたのしく打ち合わせ。がんばりましょう、ニッコリと。

 

関連ランキング:コーヒー専門店 | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。