崎陽軒のシウマイ炒飯弁当

新幹線で移動の月曜。出発前にすったもんだがあって食事がとれずにまもなく出発時間。
東京駅で弁当買って、移動の途中で腹ごしらえ。
駅コンコースにある駅弁売り場に立ち寄った。セルフサービスで好きな弁当を選べる大きな売り場でこれがスゴいニギワイ。
日本全国の駅弁がズラリ並んで、例えば岡山の祭り寿司まであるではないの。何にしようかと迷った挙句、出来たてです…、と運ばれてきた崎陽軒の「シウマイ炒飯御弁当」を選んで買った。
蓋を開けると4割ほどが炒飯で、名物シウマイを脇役にしたなんとも贅沢な姿にウットリ。シウマイ弁当に比べておかずが多彩なところも魅力のひとつ。

シウマイは手前に4個並んでいます。
それに対してパックに入った芥子の量は、シウマイ弁当と同じでだから思う存分、たっぷり芥子を搾れるコトにまたウットリ。
シウマイ弁当のシウマイに芥子を搾ると、大抵最後に足りなくなってがっかりするのネ。
今日は大胆に、プチュンプチュンと搾った上にちょっと残ってチューブを舐めた(笑)。
それから食事をスタートす。
それにしてもこのシウマイのおいしいコト。家で食べるときに温めることもあるのだけれど、するとホカホカ。やわらかになる。肉の風味も際立って焼売としておいしくなる。
けれど冷めたままのこの硬さ。ざっくり奥歯で壊れてちぎれる噛みごたえ。口の中で温度があがり、上がるに連れて風味が増してくるおどろきは、冷えたままでもおいしいようにと工夫されてる崎陽軒のシウマイならでは。ムチュンムチュンと頬張り食べる。

とはいえ、この弁当の主役は炒飯。
これも不思議。
冷めているのにおいしいのです。パラパラしていて、しかも油の焦げたおいしい香りがする。
味を加えて炊き上げるように仕上げいていると思うのだけど、焼いた香りがするというちょっとした「科学の凄さ」を感じる一品。
それだけ食べても十分美味しく、けれど味を強くしすぎずだからシウマイをはじめとするおかずと一緒に食べておいしいようになっているのもステキなところ。
シウマイ弁当と共通するおかずがあれこれ。例えばメンマ。しっとりサクサク。塩味で十分味が整った鶏の唐揚げ。生姜を混ぜた昆布の佃煮、かまぼことどれも定番。口直しの杏も健在…、ホッとする。
ボクが好きなカジキマグロの醤油煮の代わりにトンカツが入っててちょっと残念。ただそのトンカツが案外おいしく完成度の高さに感心。まもなく富士山、見えてくる。

名古屋に到着。待ち合わせの時間までディーンアンドデルーカに寄る。大都市ブランドの代表的なひとつになった感のある食品販売店+カフェ」というここ。これもグローサンラントの1つなのかしら…、いろんな人が流行らそうとしているけれど、結局そのほとんどはスーパーの試食コーナーとなんらかわらぬショボイ状況。笑っちゃう。
季節の飲み物、イチゴとトマトのジュースを作ってもらう。
最近のイチゴは甘い。だからイチゴだけだと甘くなりすぎることが多くて、そこにトマトの酸味と緑の香りが混じると甘みがすっきりとする。サラサラとしたのどごし感も涼しくとてもありがたい。

 

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コメント

  1. めるば

    コレは高級な方の炒飯弁当ですね!個人的にはもう少しチープなバージョンの炒飯弁当が好みです(シウマイが1個少ない

    • サカキシンイチロウ

      めるばさん
      デパ地下でも売っている縦長長方形の弁当箱に入った「あれ」ですね。時折売り場にならぶピラフ弁当も気になってしょうがありません。

      • めるば

        そうです、それです(笑)!昔は650円位で売ってたんですよねぇ〜今も充分安いと思いますけど。
        言われてみれば「横濱ピラフ」食べたことないです…

        • サカキシンイチロウ

          めるばさん
          一度会議で横浜中華弁当ができてたのですが、あまりに贅沢すぎて、でもやっぱりシウマイが一番おいしいというのに夜の儚さを感じました…(笑)。

  2. もにくら

    朝のすったもんだが気になります!

    • サカキシンイチロウ

      もにくらさん
      準備万端で家を出たつもりが、まずアップルウォッチを忘れて取りに帰り、数駅移動をしたところでMacBookまで忘れてしまっているのに気づいてもうてんやわんやの大騒ぎ。
      年頃的に「物忘れの旬」を向かえたんだなぁ…、としみじみ思った次第であります(笑)。

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