岐阜の朝、ホテルのバフェにスタバのパン

asa_edited-1岐阜のホテルで朝をパクリと。

もう二年近くも、来ると同じホテルに泊まって、どんなものがバフェに並んでいるのか大体、予想がつくほど。
20品ほどの料理が並ぶ。その15品ほどはほとんど同じ。
残り5品が変わる程度でただこの半年ほどはたいてい同じ料理を選ぶ。

ご飯の上にスイートコーン。グリルしたソーセージかベーコンがそのときどきで用意されててそれをのっけてメインにする。
スライスオニオンにコーンポタージュというのが決まった朝の定食。
今日もテキパキ、それらを選んで盛りつけてたら、なんと「カツ煮」があるではないの。
ほどよき玉子の固まり方に、小さなヒレかつ。
ネギに紅白のかまぼこが彩りそえてておいしそう。
これでかつ丼が作れそうではあったけど、朝からそれはいささかちょっと気が引けてスライスオニオンをご飯に見立てて擬似かつ丼に仕上げて食べた。

a1a2a3

スイートコーンご飯にちょっと醤油をかける。不思議なほどに醤油のひとふりでこれが和食になるのです。コツコツ奥歯を叩くコーンのにぎやかさ。甘さにクチュっと潰れて口をみずみずしくするシットリ感。グリルソーセージの脂の風味もおいしくて、お腹がたのしく満たされる。
かつ煮は案外おいしくて、タレが甘めでドッシリしてる。スライスオニオンと一緒に食べると、辛味とシャキシャキした食感で、そのドッシリが若干軽くなるのがたのしい。コーンポタージュでお腹をあっため、常温にした水をゴクリと飲み干して、朝のお腹を喜ばす。

asa coffeeそれからロビーでお迎えまでの時間をぼんやり。

今年の春まで、このホテルには必ずと言っていいほど中国人のグループ客が宿泊してた。
ところが最近、それがピッタリ姿を消した。
たまたまバスで周遊する旅程が変わってしまったのか…。
それともインバウンドの人そのものが減ってしまっているのかどうか。
よくわからないけど、なんだか不思議。

ボタン一つでジャジャっと豆がひかれてコーヒーになっていく、小さなコーヒーマシンのコトが彼ら、珍しかったのでしょう。
コーヒーを抽出している一部始終を動画で撮ってよろこんでいた。
甲高い声が小さなホールに響き渡っていたそのときは、騒々しいなぁ…、と思ったけれど、それがなくなりひっそりとしたホテルのロビー。そこでしんみりコーヒー落として飲んでると、なんだか寂しくなったりもする。しみじみと。

as2as1お迎えが来て、朝の仕事の前にちょっと前打ち合わせ。
ついでにお茶をとスタバによった。
郊外型でドライブスルーのついたスタバで、これがかなりの人気のお店。
夜なんかお店の中に座れぬほどで、テラス席までいっぱいになる。
そればかりか、ドライブスルーでコーヒーを買う車の行列がずっとできていたりもするのが、見ていて圧巻。

さすがに朝は静かです。
朝食を外で取る人たちにとっては、岐阜式モーニングを提供している昔ながらの喫茶店が便利で安価。
しかもそこにはいつもの馴染みの人たちがいて、スタバに来なくちゃいけない理由がないからでしょう…、お茶を片手に朝から仕事の人たちや小さな子どもを連れたママたちがのんびり時間を過ごしてるだけ。

その静かさが凛々しかったりするのがステキで、のんびりできる。
まだ朝ご飯を食べてないんです…、って言う人たちがサンドイッチにペストリーをたのんで食べる。ボクも少々、お相伴。

ass1ass2ass3

ハムとチーズのサンドイッチはトースターで焼いてもらってチーズがトロリ。丸い皿からはみ出しそうな大きさで、ヨダレをたらすクジラのように見えるたのしさ。
アボカドとスモークサーモンのサンドイッチ。この組み合わせの具材に合わせるべきはライブレッドで、ココは正しくその組み合わせ。ザクザク歯切れるレタスの葉っぱのたくましいコト。感心します。ブルーベリーのチーズのマフィンはふっくらしていて、口の水分を一切合切吸い取り口をバサバサにする。そこにポッテリ、熱いソイラテ。オゴチソウです。さぁ、仕事。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。