いまどき寿司が流れる回転寿司です…、しおん寿司

ひさしぶりに「しおん寿司」。
回転寿司のお店で、おそらくここ一軒。新宿駅のほど近く。ビルの地下一階にあるお店でなのにこれが目立つ。
坂道に面して建っているビルのこと。坂道の一番高いところにあっては地下一階。けれど徐々に地面が下がって地下がむき出しになってって、半地下くらいの深さで終わる。
しかも幅の広い階段が入り口にむけて続いているから、前面道路から入り口が丸見えという不思議に目立つロケーション。寿司が回るベルトの一部までもが見えてしまうというのが、いいのか悪いのかわかならない。
ベルトに寿司がまるで回っていないとしたらさみしくってお店に入ろうとはなかなかならない。お客様の姿が見えないとまた入ろうとは思えなくなるそういう場所にあって、いつも必ずお客様が何人か座っているところが外から見えるというのがこれまた不思議なお店。

店に入るとベルトの上に寿司皿がぎっしり並んで回ってる。
今や回転寿司というのは、回らないことが当たり前。
食べたいものは注文する。
中にはベルトの上に皿がなく、タブレットで注文したのが超特急で運ばれてくるなんてことが普通になりはじめている。
そんなご時世にあって、ココは原点回帰。
とても新鮮、いい感じ。
しかもネタの状態はとても良い。巻物や軍艦モノばかりを流す店もあるけど、ここはほとんどすべてのネタが回っているのネ。感心です。寿司が流れるベルトの上に、湯呑などが回る2階建てのベルトの構造。上のベルトに積み上げられた空皿が微かに揺れつつ回ってくるのがなんかたのしい。オモシロイ。

寿司が流れているから外国人も気軽に選べる。
だからインバウンドの人たちにも人気の店です。
だからでしょうね。
てんこ盛りのワサビがボウルに入ったお皿が流れてくるのもオモシロイ。

寿司を食べます。
値段は105円と210円という二本立て。
シンプルです。
しかも210円の絵皿もベルトの上を流れてくるのが豪快でよい。
まず赤貝とつぶ貝。
これはたのんで握ってもらった。クニュクニュとした赤貝にパリパリ砕けるつぶ貝とどちらも上等。
シャリがスッキリした味わいで、甘さ控えめ。酢が強めというのがボクの好みでうれしい。
続いてイカ、そして数の子。
数の子は流石にちょっと小さめだけど、コリッと歯ごたえたくましくパラパラ口の中に魚卵が散らかる感じはなかなか上等。
マグロの中トロはネットリなめらか。若干筋が奥歯に当たるも、明るい酸味で後口スッキリ。鰻にかっぱでひと揃え。じっくり座ってビールをお供にガッツリ食べる人がいたかと思うと、パパッと二皿食べて出ていく人もいたりして、使い勝手の良さに感心。オキニイリ。

 

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歌舞伎町に移動して、待ち合わせのためクリスピー・クリーム・ドーナツにくる。
かつて新宿南口のサザンテラスに出店したときには何時間待ちもの行列ができたブランド。今ではどこのお店も静かでもう特別感はほとんどなし。
ちなみにサザンテラスのその場所には世界で一番安価なミシュランの店として知られる「添好運(ティム・ホー・ワン)」の2号店が開業果たしたばかりといいます。諸行無常でございます。
ストロベリースプリンクルにアイスストレートティーをたのんだ。
イチゴの香りが甘くやさしく、噛むとジュワッと砂糖が揮発。スプリンクルがぽきぽき砕けてチョコがとろける。それから生地。サクサクしていてなのにクリーミーと、お店の名前の通りの口どけにウットリします。おやつどき。

 

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