寒い日のカフェオレ、おやつどきのうどん

ルノアールでひとやすみ。
ふかふかであったかいタオル生地のおしぼりが恋しくってやってくる。
新宿の西口、南口から至近の店です。買い物途中の人たちの休憩の場になっているんでしょう…、そこそこにぎやか。そしておしぼりはやっぱり今日もふかふかで、それを包んだビニール袋にやっぱりお店のロゴが印刷されている。ポンッと音立て袋を破り、取り出し顔をまずぬぐい両手をきれいに拭いてなんだかホッとする。

そしてカフェオレ。カフェラテでは断じてないのが喫茶店的。沸騰させたミルクを混ぜて作ったのでしょう…、だから熱々。ふうふうすると表面にさざなみがたちミルクの膜がよじれていくのがまた昭和。お腹をやさしくあっためる。

 

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うどんのおやつ。家の近所の松井製麺所にやってくる。
平日の昼には近所のサラリーマンで行列になる。今日のような休みの日には近所のおもちゃ博物館にくる家族連れでとてもにぎやか。同じ店なのにまるで違ったムードになるのがオモシロイ。
いそがしい店のいそがしい時間帯のうどんはおいしい。お店の奥の厨房でクツクツうどんを茹でてはザブザブ洗い続ける様子が見て取れる。
蕎麦と違って、茹で上がるまでに時間のかかるうどんです。速く提供するために茹でおきするのがほとんどだけど、今日のようにいそがしいと限りなく茹でたての麺を食べることができる。人気が人気を呼ぶというのが飲食店の定めなのでありましょう。
熱々のぶっかけうどんとかけうどん。肉にきつねにエビのすり身を混ぜたちくわの天ぷらにスパムおむすびでひと揃え。

かけうどんにきつねを乗せる。
分厚く大きなさぬきのお揚げを甘く煮付けて煮汁をたっぷり含んだまんま。
うどんの入った丼に乗せるとすっかりうどんを覆ってしまう。
お揚げを乗せる前にネギと天かす、生姜をたっぷりのっけそれにかぶせるようにして蒸らす。
ネギや生姜の香りが汁にうつって出汁のいりこの香りがふくらむ。

手打ちで手切り、しかも茹でてたのうどんです。熱々の汁に浸かって徐々に膨らみ角がゆっくり取れてはいくけど、断面四角い断面の形はそのまま。冷たいうどんと違ってシコシコではないけれど、スベスベとしたうどんの肌はなめらかで小麦の香りがフワッと漂う。味わい深い。

熱いぶっかけうどんもたのんで分ける。茹でたてを一旦冷たい水でしめまたあっためてそこに熱々のぶっかけダレをかけ回す。好みの薬味をのっけてよく混ぜ食べる。甘めで旨味濃厚なタレが絡んだところでズルンとたぐるという趣向。肉をのっけて一味をたっぷり。かなり多めにかけたのだけど、タレの強い旨味のせいで辛味をあまり感じないのがオモシロイ。
甘い玉子焼きのせいで甘く仕上がるおむすび。カリッと焼いたスパムの歯ごたえがかなり独特。エビのちくわはふっかりしていてカリッと揚がった天ぷら衣をおいしくさせる。満たされました、おやつどき。

 

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