天王洲にてスパイシーなタコサラダ

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昼を天王洲にてビジネスランチ。羽田に向かうモノレールが最初に到着する駅の街。バブルの頃にウォーターフロント開発で話題を集めた街でもあります。今日は品川からテクリと歩いてやってくる。
「TYハーバーブルワリー」というレストラン。倉庫屋さんがココでレストランをはじめたときには、怖いもの知らずと業界の人はビックリしたもの。ところが今に至るまでずっと繁盛し続けていて、なんと年間20万人を越える人がこの場所に集まるようになったんだという。

ty-tablety-saladウォーターフロントという場所は大概、退屈。
海しか見えない退屈な場所になりがちで、けれどココは運河に面したロケーション。
品川を中心とした東京らしいスカイラインがたのしめる。
それになによりレストランのレベルがしっかりしているのです。

ココをふりだしに、今では東京のいろんな場所にサービス品質の高いレストランを展開している、すっかり飲食企業になったのでしょう。
年を経るごとに熟してどんどん良いレストランになっていくのが見ていてたのしい。ワクワクします。

一貫して「アメリカにあってもおかしくないレストラン」を作り続けて、その雰囲気が好きなお客様の気持ちをガッチリとらえてる。
メニューは絞り込まれていて、写真なぞなくイマジネーションをかきたてる。お水のかわりにフレーバーのついたアイスティーが提供されるというのがチェーンに共通した特徴。ココのアイスティーはベリーフレーバー。気持ち華やかにしてくれる。

スパイシーなミートソースをたっぷりあしらうタコサラダ。シャキシャキ葉っぱ野菜がみずみずしくて、ひさしぶりに野菜でお腹をしっかり満たす。
なによりステキな出会いに感謝する午後。お腹よりも、気持ちにおいしいランチとなった。ありがたし。

 

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それから再び品川に歩いて移動。打ち合わせ。山手線で新宿にゆく。
ちょっと小腹が空いたような気がしてそれでオキニイリのメトロ街。永坂更科布屋太兵衛にやってくる。
テーブルサービスのお店と立喰コーナーが、同じ厨房を境目にして隣接している造りが独特。立喰コーナーの蕎麦もつゆもテーブル席とほとんど同じ。天ぷらや具材の品質が若干違って、しかも立喰コーナーはお腹いっぱいの分量がある。だから腹ペコのときは立喰、小腹満たしのときにはテーブル席でとボクは使い分け。今日はテーブル席にする。

sara-miseだって、本当に立喰コーナーの蕎麦は大盛り。
しかもそれに合わせた天ぷらもずっしり大ぶり。
基本、天ぷらはかき揚げで分厚くしかも豚肉を具にしたかき揚げなんて、食べるとラーメン食べたくらいの満足感に満たされる。

そういう独特の蕎麦が人気なのでしょうか。
最近、海外からのお客様が結構目立つ。
今日なんて、暖簾の向うはほぼ外国人。
白人系の人たちもみんな器用に箸を操り、ズルズル麺を啜っていたりするのが不思議。
オモシロイ。

一方、テーブル席の方はシニアな雰囲気。おやつ時ということもあるのでしょうか…、お酒を片手に天ぷら、板わさつまむおじさんグループや、蕎麦をゆっくり類ってお腹をほどよく満たす老夫婦。空気や時間の流れが穏やか。なんだかホっとするムード。

sarasinasara-sobayuココではずっと生粉打ちそばを食べていた。
黒くて太い田舎そば。
スルスルたぐることも出来ない程にドッシリ。歯ごたえがあり、もぐもぐ噛んで味わうタイプの極太麺。
噛んで味わう分だけ、満腹感もあったりするけど、先日、たまたまここの御前そばを食べた。そのおいしさにちょっとビックリ。ハマってしまう。
今日も御前そばにした。

極細の真っ白な麺。儚くみえて、案外麺が頑丈で、細いくせしてザックリ歯切れる。しかも細い分、タレをたっぷりたぐってくれる。
せいろの上には水がタップリ。だからタレにとっぷりつけてスルンとたぐると口の中がみずみずしくなる。
辛汁、甘汁と2種類あるタレ。甘汁は味醂の甘みが強くって、辛汁の方が出汁の風味や旨みを感じる。だからいつも辛汁だけを使って食べる。わさびをタップリのっけて食べるのもよし。けれど七味をかけて食べると胡麻や陳皮の香りがタレの旨みを複雑にする。
蕎麦湯で割ったタレは不思議な程に出汁の風味がクッキリしてきて、お腹もあったか。さてさて次の仕事です。

 

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