大晦日。出陣前に朝のベルクで腹ごしらえ

ここ数年、大晦日の朝はベルクではじめることにしている。
正月の買い物は昨日までにほとんどすませているのだけれど、伊勢丹にたのんであったおせちを取りにいかなきゃいけない。
これがなかなかの重労働。人混みをかきわけるように催事場までいって並んでしばらく待ってはじめてピックアップできる我慢の仕事。そのためのエネルギーを補充するためのベルクの朝食。
お店はやっぱりにぎやかで、お店に入ったときには満席。
ただみんな気持ちが先を急いでいるのでしょう…、回転はよくてすぐに座れた。
いつも以上に朝からビールを楽しむ人の多いこと。ボクはホットミルクをお供に朝ご飯。去年まではビッグドッグにチリソースをかけたりチーズを溶かしてのっけたりというのが定番だったのだけど、今は塩味控えめ料理がありがたくマイスターハムアンドケーゼサンドにサラダをつける健康バージョン。

ふっかりとした粗い生地の全粒胚芽パンが2枚。その1枚には上等なハム。ハムの上にはピクルスひと切れ。もう1枚にはクリームチーズ。赤いパプリカが彩り添えるオープンサンドのスタイルで、見た目たっぷり。かなりのボリューム。
ただパンが粗いからすんなりお腹に収まって、しかも重たく感じないのがオキニイリ。
なによりハムが上等で、白い脂が空気にふれてゆっくりしんなりとろけていくのが食べる前からおいしい感じ。今日はひと切れ、ハムの端っこがついてきた。巻き寿司だとか卵焼きとか端がおいしい食べものってたくさんあるけどハムの端っこもギュギュッと味が凝縮されてるみたいで得した感じ。

最近、かならず食べるベビーリーフのシーザーサラダ。
日本でシーザーサラダといえば葉っぱ野菜にクリーミーなドレッシングをかけてあえるのが一般的。
ここではオリーブオイルにレモンのしぼり汁。
チーズをぱらりとかけて口の中でシーザーサラダを仕上げて頂戴っていうスタイル。
さっぱりとした食べ心地が好きで最近来るたび食べる。
ベビーリーフがたっぷりシャキシャキしている上にレンズ豆やキドニービーンズがたっぷり混ざってて、栄養豊富で食感もよい。
ムシャムシャ食べて、お腹の準備を整えてオープンサンドのパンをパカンと重ね合わせてサンドイッチ状にする。朝のメインをパクリと食べる。

ふっかりしたパン。妙にとろけるようなこともなく、しばらくずっと口の中に居座って唾液をどんどん吸い込んでいく。一瞬、口が乾きを覚え頭が舌に唾液を出すよう指示を出す。不思議と口が潤ってきて、ハムやチーズが一緒になって口をおいしくしてくれる。
いつも以上にハムの燻蒸臭を強く感じた。脂のコクや甘みも強くてそこにチーズの酸味や旨みまでもが混じってくる。
パンに比べてハムやチーズの分量が少ないように見た目は感じる。
けれどどちらも味わい重厚。調味料を一切使わず素材の持ち味だけで味が整うところに本物の実力感じる。オキニイリ。
お腹の準備も整って、いざ出陣の今日の朝。

 

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