大手回転寿司チェーンがとうとう都心攻略を始めたネ

スシローのフライドポテトが食べたい。
去年の末にはじめて行ったスシローでたまたま食べたフライドポテトがボクの好みのど真ん中。
びっくりしてたら、一緒にいた友人が「女子高生なんかはスシローのことをポテローって言うらしいよ」とかって教えてもらって、おじさん、不勉強を恥じちゃったほど。
ただスシローやくら寿司は都心にお店がほとんどなくて、どこまで行けばいいんだろう…、と思ってウェブで調べてみたらなんと有楽町の駅前、ビックカメラの中にお店ができてた。秋葉原とか池袋の駅の近くにも出店していてちょっとびっくり。
くら寿司も新宿や渋谷の駅前、駅近に大型店を出店しはじめていて、時代は確実に変わっているんだってしみじみ思った。

ずっと回転寿司業界は郊外のファミリー向けの大型店舗を得意にする大手チェーンと、都市型店舗を得意にする中小チェーンと役割分担ができていた。高い家賃が払えるモデルと、安い家賃で薄利多売モデルにきっぱり別れていたからこその棲み分け。
ところがコロナで家賃を下げてでもフロアを埋めたいデベロッパーに回転寿司は魅力的なテナントに見えてきているからなんでしょう。郊外店に比べて値段はちょっと高めの設定。それでも都市型の中小チェーンに比べりゃ安くて、中途半端な品質の都市型店舗はこれから苦労をするんだろうなぁって思ったりする。タブレットのオーダー端末。超特急のレーンは素早く確実で、ベルトを流れる寿司はほぼ完全にサンプル代わり。

シャリの形はチェーン店らしく四角いです。
ロボットが作ったシャリで、甘めで酸味はちょっとおだやか。
お子様向けの味付けで、それを受け入れることができれば、ネタは案外しっかりしている。
つぶ貝、赤貝、ホッキに鮑と、大ホタテを除いて貝は薄め。値段なりかなぁ…、っていう感じ。
フライドポテトはやっぱりおいしくこれとただで飲み放題のお茶ですませて帰れば本当に安くてシアワセなカフェのように使えるんでしょう。
果たしていつまでお茶がただで飲み放題であり続けるんだろうって思ってしまう。海外の回転寿司には無料のものなんてないもんなぁ…。日本の飲食店はサービスしすぎなのかもしれない。

大きなエビに厚切りの鰤。さすがにネタが大きくなると口の中での存在感はなかなかなもの。イカは甘くておいしゅうござる。
一貫づけの上ネタ寿司に力を入れてて、中トロ、穴子はかなりおいしい。特にトロを含めてマグロの発色、食感、味わい、〆の酸味は立派なものです。カッパをたのんでわさびをたっぷり搾り出し、そこに醤油を少々かけてわさびペーストにしたのをたっぷりつけて「涙巻き」風にして食べる。そうとうたっぷりつけたのになぜだかそんな辛くなく、ちょっと残念。これだけ食べて2000円の半ばの会計。
サラリーマン向けのたちの寿司屋のランチにぎりも十分食べることができる値段なんだ…、と改め思う。むつかしい。

 

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コメント

  1. junchan

    スシローは自宅近くにもありますが、休日には家族連れでいつもごった返していて、お店に入る気も起りません。でもスシローのポテト、食べてみたいです。最近気づきました、私は芋好きということに(笑)

    • サカキシンイチロウ

      junchanさん
      都心のスシローはまだそれほど大混雑ということでもなく、のんびり食事ができました。
      コロナの今、都心よりも郊外のお店の集客が順調なようですね。
      スシローのポテトには大盛りもあって、かなりの量ですがあっという間にお腹の中に収まってしまう。かなり危険な商品です。

      • junchan

        サカキさん
        スシローに限らず、回転寿司チェーンはどこのお店も休日は車がいっぱいです。
        スシローのポテトの大盛りですか、かなり魅力的ですね♪

        • サカキシンイチロウ

          junchanさん
          都市型のお店は苦労し、郊外型のお店が得する時代のようですね。

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