夜の喜多方、朝のドトール

日曜日の夜、ぼんやりしてたらあっという間に夜になりあたふたしながら夕食を外。
テキパキしようと喜多方ラーメン。
ラーメンとカレーは男子がこだわり執着心をもつ料理のツートップ。けれど不思議とまるでそういう執着心をその両方に発揮できないワタクシで、だから「夕食をラーメンで」というのは極めて異例のこと。
でも喜多方ラーメンは案外好きで、なにが好きって「野郎臭く」ないところ。脂っこくなく変な工夫をしないところがありがたく、しかも家の近所のお店。案外夜にファミリー客が多いというのにちょっとびっくり。2人であれこれたのんで分ける。

まずはスタンダードな喜多方ラーメンに炙り焼豚が乗った小丼、味付け卵がついたセット。
荒みじんにした玉ねぎをトッピングしてたのむ。
スッキリとしたスープに玉ねぎの辛みや甘味。
シャキシャキした食感、そしてみずみずしさがなんともおいしくオキニイリ。
ラーメンにのっかる叉焼はスープで膨らみとろけてなめらか。丼の上の焼豚はがっしりとした噛み応えがあり味わい多彩に得した感じ。もう一種類は冷やしラーメン。冷麺じゃなく冷たい醤油スープに麺が浮かんでいるもの。ぶっかき氷が目にも涼しく涼しい味わい。今年の夏にはありがたい。

餃子をたのむ。手作りじゃなくて量産品の餃子でしょう…、けれどしっかり焼けている。水餃子や蒸し餃子は手の中でほぼ仕上がる料理。けれど焼き餃子は手の中じゃなく「鍋の中」で仕上がる料理なんだなぁ…、ってしみじみ思ってタレをたっぷりくぐらせ食べる。
それからワンタン。トッピングじゃなく別皿にして届けてもらう。それをすかさず冷やしラーメンのスープに入れて、キリッとしめてプルプル味わう。極薄の生地がペロペロ口を撫でる感じがオゴチソウ。
そしてやっぱりスープに浮かんだ玉ねぎがシャリシャリおいしくレンゲですくう。もしこれが玉ねぎじゃなく背脂だったら嫌だろうなぁ…、って思ってゴクリ。満たされる。

 

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月曜の朝をいつものドトールコーヒーで。
いつものスタッフの顔を見つけてホッとする。いつものように朝のサンドイッチをたのんで手にし、それがいつものように良く焼きトーストでやってきたのにまたホッとする。
かさかさの痩せた食パン、手のひらサイズ。
レタスの葉っぱにトマトにこんもりシュレッドハム。卵サラダをぽってり乗っけてパンで蓋してザクッと二つに切り分ける。その断面のうつくしき断面にまずウットリ。
カプッと噛むとカサッと前歯をパンがくすぐりパン屑散らかる。続いてシャキッとレタスが歯切れ、ムチュンぽってり、ハムと卵サラダが続く。トマトは崩れてソースのかわり。口の中でひとつに混じり合ってなくなる。満たされる。
アイスラテをゴクリと飲んで、朝から暑い今日の一日、がんばりましょうと外に出る。

 

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