土砂降り日曜、回転寿司にサラサラカレー

日曜日。朝から雨。弱くなったり強くなったり。それでもお外に出る用事。せっかくだから昼を新宿まで食べに出る。ひさしぶりに沼津港で寿司にしましょうと時間はランチの真っ最中。いつもならば行列ができていても不思議じゃないような時間帯。
でもさすがに雨です。すんなり入れた。とは言え続々、お客様がやってきてほぼ満席の状態がずっと続いておりました。ベルトの上には寿司のお皿がズラリと並び、それを見てるとお腹が空いてくるのがたのしい。やっぱり回転寿司ってベルトの上のニギヤカサが魅力的だよね…、って思った。

いつものようにまずは貝。
うれしいコトに今日は貝のバリエーションがかなり豊か。
いつも揃ってる赤貝、ホッキにつぶ貝。
それにくわえて青柳、白貝、煮蛤といつもは見ないネタがズラリ。ワクワクしながらお店の人に「貝ひと揃え」ってお願いします。
そしたら少々お待ち下さい…、ってしばらく待って、握りたてが次々出て来る。そして6皿一斉に揃って並ぶ。
なんと壮観な姿でござろう。写真を撮る手も踊ります。

しかも貝はそれぞれ味わい、食感異なり食べ比べるのがとてもたのしい。
まず白貝はムチュンと前歯をなでて歯切れる感じがちょっとトリ貝のよう。さっぱりとした上品な旨みが口に広がるおいしさ。
軽い渋みと海藻由来のような甘みと強い旨み。軽い粘りがおいしい赤貝。北寄貝はミネラル分を感じる風味と、ネットリとろける食感が良い。
ゴリゴリ砕ける噛みごたえがおいしいつぶ貝、甘辛ツメのつけて味わう煮蛤は思ったほどは大きくなくて、この小ささで食べちゃうのって申し訳なくも勿体無いって思ったりする。生の青柳は風味独特。軽いアンモニア臭がクセがあるけどまた旨い。

ココで開いて酢締めにしたという自家製コハダ。ちょっと小さめのコハダを二枚。重なり合わせて一個をにぎる。ムッチリとした歯ごたえと、ムワッと鼻の奥をひっかくような香りがおもしろく、あぁ、好きだなぁ…、ってしみじみ思う。
脂がのってゴリゴリ歯切れるカンパチに、これまた脂が乗ったブリ。どちらも醤油に軽くつけただけなのに、皿に注いだ醤油の上に脂の模様が浮いて漂う。ちなみにカンパチ、ブリはベルトの上を回っていたものでした。にぎやかな店で、だからベルトの上のお皿ももほぼ握りたてというのがウレシイ。

ところでベルトを見ていると不思議な物体が回ってきます。
緑色の寿司でして、例えば軍艦の中に山芋。上にオレンジ色と緑のつぶつぶ。オレンジ色のはトビウオの玉子のとびこでしょう。これはよく見る。緑色のはおそらくエビの卵なんだろうと思うのだけど、寿司屋のネタにまずない色が緑色とか青色で、だからちょっとぎょっとする。
イカの上にもオレンジ色や緑のつぶつぶ。こりゃ、スゴいなぁ…、と思っていたら隣に座って食べていた海外からの観光客が、おいなりさんを指差して「they are CREEPY」って不気味がって笑ってた。なるほど正体知らずであの物体を見るとかなり不気味だよなって思って笑う。食は習慣…、オモシロイ。

 

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それから新宿の街をウロウロ。
明日は本格的に台風の影響が出るんじゃないかということで、前倒しできそうなことは今日にしておく。雨がザーザー、靴の中がじっとり濡れてしまって冷たい。
体をちょっとあっためましょうと、カレーを食べた。
紀伊國屋書店の地下の一階。
食堂街の一軒、モンスナックのサラサラカレー。
ご飯をハーフでとお願いしたら、ご飯のおかずのカレーじゃなくて、カレーの具材のご飯のようになっちゃった(笑)。それもまた良し。トマトの酸味がスッキリとしたスープのようなカレーで茹でた玉子と追加でサラサラ食べる。途中で友人の揚げたてカツカレーのカツまで登場。油の風味でカレーの香りが一層どっしり。辛口にしてもらったら、汗がジンワリ出てきてニッコリ。あったまる。
それにしても雨のおかげでみんな地下に避難しているかのごとく。デパ地下の中もこの地下食堂街もスゴい人出でびっくりしました。ボクもそう。

 

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