土曜の夜に日曜の夜

午後からどうも調子が悪く、ゲホゲホ、咳がとまらない。週末だから時間をたっぷり無駄遣い。テレビをみながら寝てはご飯を作って食べる。
こういうときには、食べたいものに素直になるのが一番と、それでナポリタングラタンを作って食べた。
太いスパゲティを茹でてフライパンで油と炒める。ピーマン、パプリカ、魚肉ソーセージも加えてそれからツナで味出し。ジャジャっと炒めてケチャップ、それからデミソース。味を整えキャセロール。ホワイトソースとチーズをのっけてオーブンで焼き出来上がり。
グリーンピースを散らして彩り。ケチャップまみれのスパゲティーにホワイトソースがからんでネットリ。焦げてとろけたチーズの旨みもどっしりとしてこれを食べたら元気になれそうな気持ちがしてくる。オキニイリ。

野菜サラダを作って食べる。
砂糖さやとかぼちゃを茹でてレタスと合わせる。パプリカ、セロリをお供にし、オーロラソースと一緒に食べる。
シャキシャキ甘いお豆さん。ほっくりとしたかぼちゃの甘み。疲れた喉を癒やしてくれる。

えのきたけを揚げて溶いた玉子をあわせ、丸くこんがり焼いて仕上げる。えのきは揚げると旨みがでてくる。風味もどこかスルメのような力強さで、えのきの繊維にからまって焼けた玉子がホクホク、まるでじゃがいもと一緒に焼いたように感じる不思議な食感。お腹が満ちます、のんびりす。

日曜日の夜、カレーを食べる。
家でグズグズ、一日時間を無駄遣い。
時間はタップリありまして、それでカレーをコトコト炊いた。
まず牛すじ肉を塩と生姜でコトコトと。
吹きこぼしてアクをとり、それから再びスパイス、ハーブと一緒にコトコト煮込んで肉をやわらかにする。
そこにカレースパイスを入れ、じゃがいも、ニンジン、玉ねぎと一緒にコトコト。
蓋付き土鍋を弱火にかけて、じっくり、ゆっくり熱を加えて炊き上げる。
土鍋が十分、蓄熱したら火を止めそのまま休ませる。
そしてそのまま一寝入り。
寝ている間に土鍋が放出する熱で、鍋のカレーはずっとじっくり熱が入ったままでいる。果報は寝て待て…、って感じの料理。
別の土鍋でご飯を炊きます。
ちょっとおこげができて仕上がる。パラパラで、甘み豊かな土鍋のご飯。お皿に盛ってカレーを注いでハフハフ食べる。
肉がくちゃっと潰れてジュワリと肉汁が出る。サラサラ系のカレーで辛味がピリッときいてる。野菜の甘みが引き立つごちそう。塩らっきょうをお供にハフハフ。汗が出る。

カレーのトッピングにもなってくれるだろうと、玉ねぎ、茹でたじゃがいも、ベーコン、グリーンピースをウスターソースで炒めて添える。シャキシャキとした玉ねぎにネットリとした芋の食感がカレーのますますおいしくさせる。
分厚い豚肉を生姜焼きにする。包丁でグサグサさして筋をきり、塩と胡椒、粉をはたいてお酒でふっくら蓋して蒸し焼き。ニンニク油を注いで最後はパリッと表面焦がして仕上げ、千切りキャベツと一緒に味わう。ムッチリとした豚肉のきめ細やかな肉質と、やさしい旨みにウットリします。
穴子にお持ち、ナルトや百合根に銀杏と具材たっぷり沈めて仕上げた茶碗蒸し。ウニを飾ってぎんあん流して出来上がり。なめらかな夜のごちそう…、あったまる。

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