四ツ谷一餅堂でシャオピンジャーダン

四ツ谷一餅堂で朝ごはん。
台湾の朝食をたのしむことができるお店はブームのようで、ここもいつもにぎわっている。
朝の早い時間はさすがに静かで、のんびりとした空気もゴチソウ。
温かい豆乳とシャオピンジャーダンを選んでたのむ。
シャオピンジャーダンができるまで熱い豆乳でのんびり待ちます。
ここの豆乳は本当においしい。
台湾式の甘いパイとの相性もよく、でもお向かいの若葉のたい焼きをこれをお供に食べたらおいしいだろうなぁ…、って飲むと必ず思ってしまう。ご近所さんで商品を融通しあえるようになるのもステキなのになぁ…。まぁ、しょうがないことでしょう。夢のまた夢。
厨房の方からジューッと玉子を焼く音。おいしい香りがやってきてまもなく完成。シャオピンジャーダン。

漢字で書くと「焼餅芙蛋」。
「蛋餅」と書いてダンピンと簡単に呼ぶこともある。
餅はパイ。
芙蛋は玉子でつまり、パイで挟んだ卵焼き。
紙の間に挟まれたびっしり胡麻が張り付き焼かれた長方形のパイ。
2枚に開いて卵焼きを挟んでる。
コロンと分厚い卵焼き。
パイの中にすっぽりおさまるように焼かれているのが愛らしい。
中には刻んだネギがたっぷり。
パイの上には台湾の甘いマヨネーズと醤油だれ。
みたらし団子のたれのような甘くてポッテリしたタレで、噛むとポタリと垂れてくる。

パイはサクッと歯切れます。表面こそはカリッと硬い。けれどさっくり壊れて崩れて散らかる軽い食感。油を練り込み焼いて溶かすことで層を作る西洋のパイと違って、生地そのものの油は控えめ。
代わりにびっしり貼り付けた胡麻が潰れて生地を潤す。潰れた胡麻の香りやコク、そして渋みが味わい独特。
玉子はしっとり。もろくて儚いパイと対象的な食感で、玉子焼き自体に味はほとんどつけてない。
甘いタレにマヨネーズ、生地のうま味や風味が玉子に混じって味がととのう。卵焼きは日本の卵焼きとほぼ同じなのに、まるで違った料理のように感じるステキ。ザクリザクリと食べてお腹をあっためる。

 

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