喫茶ロータス、焼きサンド
朝日本橋。高島屋の周りをウロウロ。
ついでに近所で朝ご飯。
ロータスっていう喫茶店が、高島屋の近所にあってここがとっても居心地がいい。
百貨店の近くとは言えこの界隈はオフィス街。
サラリーマンが休憩にフラッとやってきてはタバコをすってコーヒーを飲む…、って昭和な感じのなつかしさ。
全席喫煙ではあるのだけれど、換気がいいのか煙たくないのがアリガタイ。
黒い合皮張りの椅子にテーブル。タイル張りの壁、煙に燻され味のある色になった柱や天井。年季が入って、しかも丁寧にメンテナンスされたこの様子。時間が作ってくれた雰囲気…、落ち着きます。
それにしてもこの界隈。ビルの新築工事でにぎやか。高島屋も超高層ビルに囲まれてのどかな雰囲気がなくなっちゃった。それも時代でありましょう。
サンドイッチを作ってもらう。
焼きサンドっていうココの名物。
「サンドイッチのご注文、いただきました」ってお店の人がお店の奥の方に向かってひとことかける。
すると、お店の奥の方からおじさん登場。
ちょっとぶっきらぼうな感じがするのだけれど、テキパキ、手際は見事でこの一品がたちまち登場。
アルミホイルで作ったパンの大きさの四角いお皿にキッチリ、キレイにサンドイッチが並んでる。
薄切りのパン。
中にはハムとキュウリとトマト。チーズを挟んで12切れに切り分けられてる。それがギッシリ。
その状態でトースターで焼かれたのでしょう…、上の部分はこんがり強い焼け色がついてて甘い香りが漂う。果物の盛り合わせがサイドについてて、なんとも華やか。サンドイッチというよりもオーブン料理をみているような感じがするのがなんともステキ。
パンが薄切りであると同じく、中に挟んだ具材も薄切り。
だから見事に薄いです。
アルミホイルの器に並べて焼いているだけかと思ったら、パンの一枚一枚が全部キレイに焼けている。
まずトーストでパンを焼く。
しかもサンドイッチの外側になる面だけ焼いて、サンドイッチを作って切って、キレイに並べて再び焼く。
なんと入念、手間をおしまず作られているというのがステキ。
一切れ分が舌の上にストンとのっかる食べやすさ。
トマトとキュウリがみずみずしくて、なのにほんのりあったかというちょっと不思議な味わいで、一度食べると忘れることができなくなる味。オモシロイ。
フルーツはいちごにバナナ、パイナップルにオレンジ、キウイと多彩でしかもどれもがほどよい熟し具合。甘く、酸っぱく、目が覚める。
ちなみにこの店。朝の時間にやってくると、サービスとして茹でた玉子が一個つく。コーヒーたのんで玉子を一個。それをお供に新聞見ながら朝の時間をのんびりすごすおじさんたちを見てると、こっちの気持ちものんびりしてくる。
ミルクを入れると酸味が際立ち華やかになるコーヒーゴクリ。仕事の準備をいたします。
あら、さっき書き込んだコメントが消えてしまった・・・
すみません、再コメントします。
良いですね、素敵な空間。のんびりできそう。
影響されて、私も浜松町のセガフレードに行こうーっと。
のんびりというより、元気を貰いに行くお店かもしれませんが。
分煙、どんどん進んでくれると良いですよね。
かっちさん
のびやかで元気になれる場所って朝にぴったりですよね。セガフレードのパニーニ。長い間食べてないなぁ…、って思いました。