冷やし中華「風」の朝

日曜日の朝に冷やし中華風の料理を作って食べる。
あくまで「風」であるのは、中華麺じゃなく糖質ゼロのこんにゃく麺を使って作ったから。
数ある低糖質麺の中でも、比較的食感があり食べやすいのがこの麺で、しかもなんとプライスダウンでござんした。
水でよぉく晒して搾り、練りゴマをまとわせしばらく休ませる。

具材を作る。
錦糸卵と千切りキュウリ。ジャンボンブランを千切りにして、大葉も切った。
プチトマトを半割にしてオリーブオイルとレモン酢、醤油、ブラウンシュガー、チキンスープに切り胡麻と一緒に合わせて手を突っ込んでトマトを潰す。
スリラチャソースで辛味をつけて、タレとなる。
お皿に飾ってタレかけまわせ、写真をとったらよくかき混ぜてズルンと食べる。麺がちょっともったりしていて、だから冷やし中華の食感じゃない。けれどたっぷり野菜がとれてしかも涼しい味わいでお腹も満ちる。朝がくる。

土曜日の夜、家で料理を作って食べる。
最近、週末忙しくって、ジックリ料理を作って食べるのはひさしぶり。
何を食べよう…、ってデパ地下を歩いているとあれも食べたい、これも食べたいと沢山食材買っちゃった。
買ったらおいしく食べなくちゃ…、とたのしく料理を作って食卓にズラリと並べる。

まずは簡単な料理から。
絹ごし豆腐の上にどっさり、釜揚げしらすをのっけて上にパラリと刻んだみょうが。
塩とごま油をタラリとかけてフルンと食べる。
釜揚げしらすの塩味と風味で豆腐がおいしくなってく。そこにみょうがの香りとサクサクとした食感混じってとても爽やか。
ちなみに今日、おろしたばかりの使ってみょうがを刻んのだけど、これがビックリするほどよく切れて、料理がうまくなったような気持ちになった。
それからそら豆。さやから剥いて皮付きのまま。塩をとかしたお湯に沈め、オリーブオイルをちょっと垂らして5分ほど。クツクツ煮込んで冷まして食べる。オリーブオイルを浮かべた鍋は油が蓋して熱々になり、豆が油をまとってツヤツヤ。風味も良くなる。
時鮭の大きな切り身が売られてて、小麦粉叩いてムニエルにする。ディルにニンニクを細かく刻んで溶かしたバターをかけまわしつつこんがりやいて出来上がり。しっとりとした鮭のおいしさ堪能します。

海の幸が今日はかなり多彩に揃う。そこから幾つか。
大きく太ったシャコがいて、しかも子持ちと言うので買った。茹でて冷ましてたったそれだけ。ハサミでジョキジョキ、体の両側を縦に切り、足をとったらあとはペロンと殻をはぐだけ。すると中からしっとりとした身と玉子。玉子は噛むとホツホツちらかり、どちらも強い旨みにウットリ。
それから大きな北寄貝。分厚い殻を魚屋さんにとってもらって身だけをかった。それでも大きく分厚くて、2枚にひらいてバターで蒸し焼き。クニュクニュとした食感と、これまた強い旨みに海の力はスゴい…、と感心しながら食べていく。

ムール貝が安くって、よぉく洗ってワインを注いで蒸し煮にする。ニンニクたっぷり。最後にトマトピュレを加えて風味を整える。
ワインの酸味と軽い渋み。そこにトマトの甘酸っぱさが混じって風味が豊かになる。ムール貝が持ってる塩味でほとんど味が整って、殻から取り出し一つ、そしてまた一つ。別のお皿に殻だけ積まれて山となる。

たっぷり料理を作ってしまい、ムール貝が少々残った。
それから時鮭。
それらを使って〆のパスタを作ってやろうと貝は殻からきれいに外し、煮込んだスープをザルで漉す。
手鍋に玉ねぎ、茄子を入れオリーブオイルでしんなりさせる。
そこに濾したムール貝のスープを注ぎ、タイムとオレガノで風味をつけてスタンバイ。リングイネッサを固めにゆでて、スープの中に投入し、そこにほぐした鮭のムニエル。オリーブオイルを注ぎつつ、とろみがついたら出来上がり。
いやはやなんとおいしいコトに、炭水化物は控えようという決心揺らいでパクパク食べる。良いではないの…、春だもの(笑)。

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