企業の名前をつけての副業タニタカフェ
有楽町の駅周辺。
山手線の高架の下に街がある。
長屋のように商店が連なっているエリアの一角に「タニタカフェ」ってお店ができた。
2、3ヶ月ほど前じゃなかったかなぁ…、それまで吉野家があって猛烈な化学調味料が燃える匂いを発散してた。線路の下を貫通し丸の内と銀座をつなぐ通路に匂いが充満してて、そこを通るたびに息を止めたくなっちゃうような場所の空気がおいしくなった。しみじみめでたく素直に感謝。
感謝ついでに食べてみようかと今日のランチをここにする。ちなみにタニタといえば体重計。家にもたしかひとつある。あるけど乗るのが怖いからどこにいったかわからぬ状態。タニタレシピで生活してれば体重計に乗るのも怖くはないのでしょうね(笑)。
よく計算されたよい店です。
限られた空間にどのように客席を配置するかでお店のムードや機能が決まる。ここでは一人席にも流用できる二人席。大テーブルを中心に機能的なんだけど合理的過ぎぬようにと配慮がなされていい感じ。
店内ポスターに「ここの料理はどれを食べても一日の必要摂取量半分の野菜」を食べることができると説明されている。
こういう一言…、グサッとささる。でもこの大きな体でもその分量で十分足りるんだろうか…、なんてドキドキしながら料理を待った。フォーやサラダご飯、定食があり選んだのは今日の定食。
ひじきをたっぷり混ぜて作ったハンバーグがメインディッシュ。
ラタトゥイユとレモンで味わうという趣向。
野菜の料理が三種つき、今日はにんじんしりしりに桜えびと水菜のサラダ、ブロッコリとパプリカの炒めものとたしかに野菜のオンパレード。
スープの中にも刻んだニンジン。
主食はもち麦。
中にたっぷりニンジンと鶏ひき肉が混ぜ込まれてて炊き込みご飯のようになってる。
もちもちとした食感に特徴のある大麦らしくてはじめて食べるも、そもそももちもちとした食品があんまり好きじゃないから苦手。しかも炊き込みにした味付けが甘くてなんだかお菓子を食べてる気持ちがしてくる。
このもち麦に限らずなにを食べても味が強くて、なるほどタニタが提案するのは「体重を減らす効果をもつ料理」であって、「体と心にやさしい料理」じゃなかったんだ…、と合点する。
気づくことがいくつかあります。一つは人が多いこと。しかもその人のほとんどがホール側でなにもしないでブラブラしてる。人手不足が激しい今にあって異様な光景。ここで働くということ自体になにか意味があるのか、それとも労働条件がいいからなのかよくわからない。
料理提供が遅いところも今どきこういうオサレなお店の特徴で、それから一番気になったのが追加でたのんだアーモンドミルクが使い捨てのプラカップでやってきたこと。お店で飲むのにテイクアウトの器と共用。
企業の看板がついたお店でこういう環境に良くないことをやってしまえる…、ちょっとおマヌケ。もったいない。
昔「ふわふわ」、今「もちもち」。私どちらもあんまり好きでないので、ブーム、早く終わってほしいデス…だって今の「もちもち」ってお餅とかの「もっちり」と違うんですもの…泣
Eikoさん
昔は餅の「もっちり」も苦手でしたが、歳を重ねてそのもっちりの良さに近年開眼。するとますます「もちもち」が苦手になりました。
パンもパスタもみんなもちもち。
お菓子はふわふわ。
もっとシャキッとしてほしいものですネ。
へぇ!プラカップなんですね〜
「何ならそのままお持ち帰り可能です」のサインでしょうか?
っていうか、あそこは回転寿司→吉野家とテナント安定してない気がします…気のせいなら良いのですが。
めるばさん
テイクアウトカウンターがあるから、おそらくそこと共用なんだと思います。でも時代逆行な姿勢ですよね。
ちなみに、このコンセプトで100店は作ると息巻いてらっしゃるようであります。
100店舗?!
( ゚д゚)
( ゚д゚)
( ゚д゚)
って感じです…
確かに!テイクアウト用カウンターありますね。だったら、なおのこと差別化図らないと、って感じですね。でもあそこ、ストックするスペースもあまりなさそうですから(以下略
めるばさん
ビックリしちゃいますよね…、でも真剣みたい。メディアにも堂々と宣言してたみたいです。
この場所。
案外奥に深くて厨房が大きいことにビックリしました。回転寿司はJR系のブランドだったからお友達価格の家賃だったのでしょうけれど、大きくて裕福な会社じゃないとなかなか出店できないだろうなぁ…、って思いました。