今年最後の夜のバフェ

夜、今年の最後の夜の外食。バフェにしました。
ヒルトンホテルのマーブルラウンジ。
とても好きなバフェでした。朝もたのしく昼はカジュアル、夜は心置きなく贅沢を楽しむことができるバフェ。
最近、なんかたのしい食事をしてないねぇ…、って思ったときにどちらからともなくマーブルラウンジに行こうかなんて行って来ていたオキニイリ。
手をかけた料理がキレイに並ぶバフェじゃなく、焼いたり蒸したりとシンプルな調理方法の多彩な食材がソースや調味料と一緒に並んで、それらを自由に組み合わせ自分だけの料理を完成させることができるのがたのしいバフェで、2人でいろんな料理をお皿の上で作って見せあいたのしんでいた。
さすがにコロナの今はそういう自由なバフェは難しく、ほとんどの料理があらかじめ器にもられて用意されてる。料理の魅力で満足してもらうのはむつかしいからと、お菓子を充実させてたりする。

まずお腹の入り口を開きましょうとチーズリゾット、オニオンスープ。
ホツホツに仕上がったリゾットが口のすみずみを刺激してお腹がどんどん空いてくる。
それから前菜。枝豆やかぼちゃのピュレにクスクス、刻んだピスタチオをあわせて味わう食べるポタージュみたいな提案。カニのほぐし身のジュレ寄せや野菜のスティック。ほどよい感じ。
ずっとここではローストビーフやステーキのカービングがメインだったんだけど今日はビーフウェリントン。牛肉のパイ包み焼きなのだけれど、パイと牛肉の間に魚のすり身。牛肉よりも周りの部分がボリュームたっぷりで、お腹が膨らむ。お代わりできるもんならしてみろ…、って感じの料理でちと残念。

茹で蟹が食べ放題というのもここの人気のひとつ。
以前は自由に選んでとれたカニなんだけど、今はお店の人がお皿に盛ってくれるのですね。
カニって剥きやすいところと剥きづらい部分がある。
だからどの部分を集めるかっていうのに注力したくなるから誰かにとってもらうのはハラハラしちゃう。
がっかりするのは嫌だからお店の人の手元をじっとみながら、爪とか肩とか腹の部分にトングがのびると、「そこはちょっと苦手なんです」って正直にいう。足の部分だけをしっかり集めてひたすら剥きます。
ハサミを入れて殻をパカッと開いて指でしごいて肉を取り出して他の料理をパクリパクリと食べながらお皿に盛ってく。山盛りになったところでロメインレタスを沿わせてシーザードレッシングをかけてバクバク。おいしいことより達成感を味わいニッコリ(笑)。

デザートを収めたワゴンが客席の間をぐるぐる回っているのが、飲茶のお店のような感じでオモシロイ。イチゴがテーマのデザートたちで、例えばイチゴミルクやホイップクリームをたっぷり乗っけたイチゴのムース。イスパハン味のゼリーもあって、料理よりもお菓子がおいしい今日のバフェ。
お客様も女性がほとんど。別腹をフル稼働してたのしんでいらっしゃる。
アイスクリームで〆にする。アイスクリームにいろんな素材をトッピングして凍らせた大理石の上で練って仕上げるコールドストーンスタイル。イチゴのアイスクリームにドライラズベリーとチョコレート味のライスパフ。カップに入れてもらってコーンを添えてのんびり食べる。そんな夜。

 

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コメント

  1. ヨウコ

    マーブルラウンジで外食の食べ納めをされたんですね。
    サカキさんのブログを見るたび、いつか行きたいなあと思いつつ、まだ行けてません。
    来年こそ行ってみたいです。

    今年は大変なことがたくさんありましたけれど、来年は少しでも穏やかに過ごせるといいですね。
    ちょっと早いですが、年末のご挨拶を。
    今年も素敵な記事をありがとうございました。
    良いお年をお迎えください。

    • サカキシンイチロウ

      ヨウコさん
      外食の食べ納めではなく、「夜の外食」の食べ納めのつもりでした。
      ちょっと言葉足らずでしたね。
      今の時期、それからボクの気持ちが夜の外食のハードルを高くしてしまっていて、昨日は友人が付き合ってくれたからこその夜の外食。
      おいしいお店とゴキゲンな友だち。その両方が揃ってはじめてたのしい夜の外食ができるような気がします。
      来年はちょっとでもかつてのペースが取り戻せればなぁ…、と思っています。ゆっくり、のんびり。
      ヨウコさんもよいお年をお迎えくださいね。

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