今年も残り4週間。オキニイリの朝のバフェ

ひさしぶりにオキニイリの朝のバフェ。西新宿にあるヒルトンホテルのロビーフロアのマーブルラウンジ。
ホテルの朝食バフェの中で、間違いなく一番利用回数の多い店。
最近ではどこのホテルの朝のバフェにこだわっていて、ココより贅沢だったり品揃えが豊富だったりするホテルが結構ありはする。けれど気軽なムードと、ボクが食べたいものが過不足なく揃っているのがありがたく、なによりもう20年以上もずっとココで働いているスタッフが何名もいて、挨拶するのもたのしいお店。
馴染みになる価値って人と人とのつながりだよなぁ…、って思ったりもする。世界で一番オキニイリ。
ホリデーシーズン真っ只中です。空間にたっぷり余裕のある吹き抜けロビー。クリスマスツリーばえがするのもステキ。さて朝ご飯。

いつも最初のひと皿はほとんど同じを作って食べる。
お皿の真ん中にほんの少しのご飯を盛る。周りにまずはアルファルファ。たっぷりのっけて、そのアルファルファに沿わせるように焼いたベーコンとハッシュブラウン。ここのベーコンは極薄で、それをこんがり焼き上げる。ベーコンから出た脂で揚がるように仕上がり歯ざわりサクサク。口の中をひんやりさせるオキニイリ。ハッシュブラウンもサクサク、前歯をくすぐるようでお腹がシャキッと目覚めてくれる。
黒酢をかけたシュウマイとキュウリを添えてひと揃え。
キュウリがとてもみずみずしくて口の中が潤う感じ。緑の香りもおゴチソウ。ウォームアップがすっかりできる。

玉子の白身だけで作ってもらうホワイトオムレツ。
全卵で作ったオムレツはしっとりなめらか。
けれど白身だけのオムレツはハリがあって焦げたところがサクサクさえする。
同じ玉子を同じ形に仕上げているのに、なんでこんなに味も食感も違うんだろう…、っていつも感心。
白身がたっぷり含んだ水気を、じっくり時間をかけて蒸発させることで仕上げるオムレツだから何度も何度もひっくり返しジリジリ焼いてくプロの手際にウットリします。
具材はマッシュルームにチーズに玉ねぎ。ピーマン、パプリカ、オニオン、ベーコン。用意された具材を全部入れてもらって仕上げてもらう。どれも細かなみじん切り。野菜がシャキシャキみずみずしくて、白身のプルプル軽い食感を引き立てる。

いつものようにサンドイッチを作って食べる。
薄切りのオールウィートの食パンをベルトコンベア式のトースターに一回半。二回乗せると焦げてしまう。一回だけだと焦げ目がつかず、それで二回目はパンをベルトの真ん中あたりをめがけてポンッと放り投げる。今日はそれが上手にできてよき焼き上がり。
薄く削り出した白ハムにエメンタールチーズをのっけて、パカンと2つに折りたたむ。手のひら乗せて押し付けて密着したらナイフで3つに切り分ける。ひと切れ二口分ほどのほどよい大きさ、厚さのハムとチーズのサンドイッチが出来上がり。素材だけの味でおいしくなる料理。

味噌汁がある。
具材はほんとんど入ってなくて、汁を入れた器の周りに角切りにした豆腐やお麩、わかめが置かれて自分で自由に好きな具材を入れて仕上げるようになっている。
具材を入れた小さな器が横へ横へと伸びてって、刻んだザーサイ、むしった蒸し鶏と中華風の薬味が姿をあらわして中華粥の入った大きな鍋へと続いてく。
小さなボウルにご飯を貼り付け味噌汁注いで、そこにお粥の浮身、中国風の揚げパン入れてネギぱらり。和中混合な汁かけご飯のようにする。
さてそろそろ〆。クリスマスっぽいヒトサラを作ってみましょうと、青いお子様用の仕切り皿。ヨーグルトの入った小瓶にワッフル一枚。ホイップクリームをたっぷりおいてラズベリーソースを垂らして白いツリーのようによそおった。ドライキウイで緑をたして、気持ちも甘くなっていく。クロワッサンをカフェオレに浸してお腹に蓋をしました。今年も残り4週間の朝のコト。

 

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