丸井の地下のベーグル屋さんも営業再開!

一ヶ月ほど前、新宿の丸井本館の地下に登場したベーグル屋さん。
ベーグルアンドコーヒーって名前の小さな店で、そのベーグルが想像以上においしくていいなと思った。
贔屓にしようと思っていた矢先に緊急事態宣言で丸井自体が休業になっちゃった。
はやく営業再開できればいいなぁ…、と思っていたら12日から営業開始。さっそく来てみた。
少なからずおなじみさんがいらっしゃるようで、ボクの前にもテイクアウトのお客様がニコニコしながら料理完成を待っていた。
先日はピーナツバターとブルーベリージャムのサンドイッチ。今日はハムとチーズのサンドイッチにすることにした。ベーグルはオニオンベーグル。フライドオニオンが混ぜ込まれた甘くて香ばしいベーグルで、もっちりとして食べごたえがある。

前回と同じくちょっと時間がかかる。仕事の仕方はマイペース。焦らずとても丁寧に、ゆったりとした時間が新宿という街ではむしろおもてなしかもって思ったりする。出来上がったベーグルサンドイッチはだから熱々。チーズはとろけて軽く焼かれたハムの脂もすき取ってテカテカしてる。オゴチソウ。レモンソーダもフレッシュレモンを搾って果肉のつぶつぶが氷の上に浮いているのがとても上等。いい感じ。
街は徐々に活気を取り戻しつつあって、けれど大事をとって自主休業を続ける飲食店も少なからずある。いつになったらおおらかで、のびのびとした街が戻ってくるんだろう…、ってしみじみ思う。なやましい。

 

高島屋の地下で山形県からやってきていた手打ちそばのポップアップで蕎麦を買って晩ごはん。
太くて角がきっぱりたった冷やすとおいしい田舎風の蕎麦。
薬味と具材をかねてキュウリの千切り作る。
ちょっと太めに。歯ごたえ歯ざわりを残して仕上げる。
それから大葉の千切りたっぷり、錦糸卵も彩りにする。
具材のメインは鮭のほぐし身。
しっとり感を残して仕上げた上等なのをのっけて食べる。ボクが贔屓の永坂更科布屋太兵衛でかつて夏に「鮭ちらし」という名前で売ってた名物料理をなぞって作った。この組み合わせは引くもののないオゴチソウ。
しっとりとした鮭のほぐし身、シャキシャキカリカリ、前歯たのしくみずみずしいキュウリに大葉の香り。山形の蕎麦は色黒、しかも太くて歯ごたえ痛快でもぐもぐ噛んで味に香りをたのしんだ。

今日は昨日に比べてうんざりするほど暑かった。家に帰って窓を開け外の空気を部屋いっぱいに入れてやるも、体がなかなか冷えない感じ。お腹の中の熱をとってやろうと思って、豆腐を食べる。
絹ごし豆腐にさらしをまいて軽く水気をしぼっておいて、お皿に移して上にきゃらぶき。キュッキュと奥歯にあたる食感と渋みと苦味。蕗独特の青い香りと繊維がおいしく、豆腐をおいしくしてくれる。
茄子の浅漬をシャクシャク食べて、〆にパイナップルにヨーグルト添えて夜のお腹をスッキリさせる。早く寝よ。

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