串かつ「いしやん」

isiisiyan夜、家の近所で会食催す。
ひさしぶりの「いしやん」という店。
串かつ専門。
ボクが引っ越して来てからでも3回ほどもオーナーチェンジを経験した、いわくつきの物件でほぼ3年を経過するほどの長続き。
今日も平日の夜というのにほぼ満席という盛況ぶりに感心します。
料理がおいしいだけじゃダメ。お店の人の一生懸命と、人懐っこさ。明るく気軽なムードがないと飲食店の人気は出ないということなんでしょう。

焼酎のボトルを買って、韃靼そば茶で割ってたのしむ。お通し二品。大根の梅あえと、ごま豆腐。カリコリ歯ざわりたのしい大根に梅と昆布の旨みがからむ。ひと噛みごとに食欲になる、開業当初からずっと提供されてる料理。ごま豆腐にははちみつ少々。甘みが気持ちをふくよかにする。

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串を揚げてもらう間につまみをいくつか。
水ダコの刺身があって、たのんでみるとネットリ、舌にからみつくようななめらかさ。塩でどうぞと焼き塩が一緒についてやってきて、それをつけると驚くほどに甘みを感じる。
鯖くんポテトって、かわいい名前の料理があって、ポテトサラダの上に鯖の燻製がのっかったもの。ポテトサラダのムッチリに鯖のどっしりした旨味。燻った香りがおいしくてこりゃ、クセになる。オモシロイ。
今年の夏のワタクシ的テーマ食材の水茄子をミョウガであえた夏の一品。みずみずしくて食欲が湧く。

isiyisi kusikatu串カツあれこれ。
稚鮎があった。
数量限定とメニューにあって、まずはそれを座ってすぐにたのんで待った。
波打つように串を打ち、薄ごろもつけカラッと揚げる。
串を休ませるお皿が青色。
まるで鮎が泳いでいるような姿がまずは目にオゴチソウ。
軽い苦味とふんわりとした肉質が、口の中でまじわりあって最後に青い香りがふわっと鼻から抜ける。
夏だなぁ…、って思ってニッコリ。

モツァレラチーズに生ハムを巻き、粉チーズを混ぜたパン粉を軽くつけチーズがとろける程度に揚げた変わり串。
揚がったチーズがサクサクしてて、なのにトロリとチーズはやわらか。生ハムの塩味、脂の風味もおいしく、こりゃ、ワインだなぁ…、って思いながらも韃靼蕎麦茶(笑)。
タルタルソースがおいしいカニクリームコロッケだったり、エビに牛肉。
ここに来ると必ず食べる、子持ち昆布の串カツが、プチプチパチパチ。爆ぜる食感たのしみ味わう。
ウィンナさんやレンコン、韓国青唐辛子と、油で揚げているはずなのに、素材の持ち味がそこなわれずに、むしろ鮮やか。クッキリするのにウットリします。会話もはずみ、よき夜のこと。またまいりましょうと、家に行く。

 

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