中華の遊猿で油まみれのスパゲッティにハマる!

8月1日。朝から汗が噴き出す日。
ありがたいことに午前中、家でのんびり仕事をし午後もゆっくり打ち合わせ場所に向かえばいい日。
ひさしぶりに家の近所で食事をしようと、「遊猿」という中国料理のお店に来る。
人気のお店。ランチタイムは週のうちでも数日だけの営業で、近所で仕事をしていないとハードル高い。さてさてそろそろと家を出てお店に上がる階段の下に着いたときには11時20分ちょっと過ぎ。お店の開店は11時半で、けれどすでにドアの前で待つ人ひと組。急いで後ろについて待つ。
開店と同時に店に入って、テーブルにつきメインの料理を注文したら取り放題の今日の惣菜をとりに立つ。

これがこの店のランチの人気のひとつでもある。種類は10種類もないのだけれどそのほとんどが野菜の料理。豆もやしと水菜のおひたしや千切りにしたにんじんの出汁漬け。紫キャベツの塩もみとお代わりしても罪悪感がまるでないのがありがたい。
味付けも油やスパイスがほんのちょっとだけ中国料理風ではあるけれどやさしい味付け。だからたくさん食べられる。
カレーや味噌汁もセルフサービス。ちなみに味噌汁がとうもろこし味。実としてのとうもろこしはほとんど入っておらず、おそらくとうもろこしの芯で出汁をとった味噌汁なんでしょう。お腹に旨味が染み入るおいしさ。

惣菜のひと皿目はあっという間にお腹に収まり、お代わり食べてる最中に料理が到着。
二人で来てメインは2種類。
ひとつは麻婆豆腐。
豆腐がなめらか。しかも芯まで深いコーヒー色で味がしっかり染み込んでいる。
味噌味というよりも中国醤油の味や風味でしかも豆腐を食べてるはずなのに肉の味が染み出してくる。じんわりお腹の中から汗が噴き出す。
もう一品は油淋鶏。大きな鶏のもも肉一枚を丸ごとバリっと揚げた物。さっぱりとした甘酢と刻んだ野菜で味が整う。
それにしても見事な揚がりっぷりで、しかもこれほど大きく分厚い鶏を家ではなかなか揚げられない。皮はバリッと破裂するような歯ざわりで肉はふっくら、しっとり仕上がる。プロの仕事にウットリします。

豆腐もおいしい、鶏もおいしい。野菜の料理も不思議なスパイスの香りが鼻をくすぐるカレーもおいしくけれど一番おいしく気に入ったのがスパゲッティ(笑)。
普通の麺をオイスターソースと油、にんにく、それから赤唐辛子で炒めて仕上げた焼きそば風。オイスターソースを使ってさえいなければペペロンチーノ味だったかもしれずけれどオイスターソースと油が作った膜のおかげで、時間が冷めても麺が壊れず歯ごたえが良い。バジルの代わりがニラでそれまたアジアな感じを盛り上げる。
それで結局、3回お代わり。最後の一回なんてご飯の入った茶碗に入れて、ご飯のおかずに食べちゃった。お腹も気持ちも満ちました。

 

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