不摂生のあとの青汁サービススタンド

朝、人と会う。
バーガーキングを待ち合わせ場所にして、ボクは朝飯。彼はお茶。
ココのハッシュブラウンはお茶請けに最高だからとそそのかし、ハッシュブラウンを二個かった(笑)。

ザクザク歯切れる。
スベスベ滑る。
噛んでるうちにとろけて消えて、油の旨みをしたたか残す。
そこですかさずコーヒーやお茶にあるいはコカ・コーラ。冷たくインパクトのある飲み物を飲むと、なんてさわやか…、と口が勝手に勘違いする。
塩の風味と油の甘さ。
じゃがいも自体のほっかりとした旨みが口に広がって、こんなに効率よくカロリーとシアワセを同時に摂取できる食べ物が他にあるか?と居直るおいしさ。オキニイリ。

朝のメインにホットドッグを選んで食べる。

好きなのです!
細めで決して贅沢じゃない。
ドッグロールにソーセージ、ケチャップ、フレンチマスタードという最小限の構成で、にもかかわらずボクにとってホットドッグにあってほしいすべてのモノが揃ってる。
プチュンと歯切れる前歯のたのしさ。たちまちとろけるパンはなめらか。ふっかり、サックリ、口に最後に残るの芥子混じりのケチャップで、分かり易くって癖になる。気持ちがたのしく満たされる。

ちょっと疲れ気味でありましょうか?
甘いものを気持ちがねだる。
それでソフトクリームを買う。

コーンに入ったソフトクリームもあるのだけれど、シロップ、ソースをかけてカップにしぼったものが多彩に揃って、そこからひとつ。
エスプレッソソフトクリーム!

エスプレッソをワンショット。カップの下に注いだら、そこにネリネリ、ソフトクリームを搾って落とす。
熱々のエスプレッソと出会ったクリームがとろける間もなく上から新たな冷たいクリーム。
コーヒー味のシェーベットになる。それが層なしうず高く。
食べるとそこはシャリシャリとして、なめらかにとろけるソフトクリームに不思議な食感を加えてたのしい。
味は大人なアフォガート。でも食感はコーヒーフロートのアイスコーヒーに触れたアイスクリームの部分な感じ。得した感じの朝とした。

銀座に移動。打ち合わせまでちょっと間がある。
朝にかなりのカロリー摂取。
正月以来、ちょっと体が重い気もして、それで青汁。

青汁サービススタンドっていうお店がある。
場所は銀座の一丁目。
ビルの谷間にレンガ造りの一軒家。
重たいドアに小さな窓と、もし看板がなければちょっと秘密クラブのような雰囲気。

にもかかわらず、朝からニギヤカ。
お店の中にひっきりなしに人が入ってはすぐに出てくる。
まるで危ない秘密の取引が行われているみたいな風情がオモシロイ。

青汁センターって名前の通り、青汁を売るお店です。
ただ青汁を売っているのでなく青汁「しかない」というのが潔く、大小2種類。お店に入るとカウンターでただ一言。サイズを言えばグラスに並々、青汁がくる。

お店の中にすでに青い匂いが漂うほどに青くて、グラスをもって鼻にちょっと近づけるだけで青菜の匂いに頭全部が包まれる。
正真正銘、野菜を搾っただけなんだなぁ…、と思いながら、不味いものが入ってきそうで体が構える。
ところが飲むとコレが案外甘い。苦味、渋みはほどよくあるけど、口に残るのは体に良さげな旨みと甘み。体が中からリセットされて目覚めるような感じがするのがなんともウレシイ。
そう言えば今日は13日の金曜日。悪魔よけにもなってくれそうで、背筋がシャンと伸びました。

 

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