ユーロカフェの朝、珈琲処のミルクたっぷりな珈琲

ユーロカフェって喫茶店がある。
丸ノ内線の新宿駅の西側の改札を出て、南にまっすぐ歩いてく。JRの改札口を通り過ぎ京王線や小田急線の改札口の方に向かっていくと地下街に出る。
その入口部分。すごく目立つ場所にあるんだけど、人の気持ちが先へ先へと急ぐ場所っていうのがあって、この店があるのがそういう場所。お店はいつも空いている。いいお店なんですけれどもったいない。
朝の時間の朝食セットが3種類。厚切りトーストと飲み物のセットが一番安くて、焼いたベーコンとトーストのセットが710円。サンドイッチのセットはなんと1010円と喫茶店の朝食メニューにしては少々、強気の値段。オモシロイのがどれもが「オレンジジュース」が飲み物のメインでアピールされている。コーヒー、紅茶、グレープフルーツも選べるのだけど、たしかに朝にはオレンジジュースって名前がピッタリ。しっくりとくる。
今朝も随分お店は静か。特に禁煙席は貸し切り状態。入り口を挟んだ反対側の喫煙席はいつまで喫煙席でいられるんだろう…、ってぼんやり思う。

サンドイッチのセットをもらう。
エビとアボカドのサンドイッチか、ツナとたまごサラダのサンドイッチが選べて後者。
ハーフサンドとわざわざメニューに書いてるように食パン一枚で作ってる。
半分に切り、具材を塗って挟んで切る。パン半分を4切れに切り分けているからひと切れ、ひと切れは舌の上にのっかるサイズ。
これ、歌舞伎町で夜に売ったら売れるだろうなぁ。口紅をよごしたくないきれいなおねぇさんに差し入れしたら絶対喜ばれるに違いない。
同じ具材にパンを使ってサンドイッチを作っても、厚さ、大きさでまるで違った味わいになる。口を大きくあけて頬張るサンドイッチは口を満たす感じがおいしい。かじるサイズのサンドイッチは前歯においしく、小さなサンドイッチは作り手の気持ちがそのまま伝わってくる。
ここのこのサンドイッチはちょっと乾いた感じのパンが舌に貼り付き、ゆっくりとろける。パンに比べてツナやたまごサラダの量が多くてその味わいをこころおきなく味わえる。

ポテトサラダがのっかってくる。ポテトサラダの下にはレタス。葉っぱの上にサンドイッチをのせて上にポテトサラダものっけてパクリ。レタスのシャキシャキした歯ざわりにぽってりとしたポテトサラダがサンドイッチをおいしくさせる。口の中での存在感も強まって満ちる感じがまたおいしい。
ヨーグルトにいちごのジャムでひと揃え。お腹の中をスッキリさせる。
それにしてもお店のロゴのオリジナリティーあふれていること。店の外の意匠もどこか独特で飲食店がいろんなコトにお金が使えたいい時代のこと思い出させる。オレンジジュースじゃなくてコーヒーを選んで飲んだ。ここのコーヒーは風味がとてもフレッシュで酸味が明るくスッキリしてる。ミルクを入れてゴクリと飲んでお腹をあっためる。

 

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人待ちでコメダ珈琲店。ちなみにお店の正式名称は「珈琲処コメダ珈琲店新宿靖国通り店」。
「コメダ」あるいは「コメダ珈琲」とほとんどの人が略して言うけど、マックにマクド。スタバにケンタと略して呼んでそれが通じる…、というのが人気の証なのかもしれません。
ただ珈琲処といいながら、ほとんどの人はおしゃべりしたりぼんやりしたり、自習や仕事をするためにこの場所を使っているから、何処って呼べばいいんだろう…、ってちょっと思った。コーヒーを飲むという本来の使い勝手を大きく逸脱する人が多いからでしょう。制限時間90分ですからって席に案内されるときに引導を渡されました。しょうがないに違いない。
それにしてもいつもはどの時間にきても待たなきゃいけない店なのに今日はすんなり、すぐに吸われた。新宿の街そのものに人が少ないようでもあって、ちょっと心配。たっぷりミルクコーヒーをガムシロなしでたのんで飲んだ。ミルクとしてもコーヒーとしても薄く感じる水感覚がお腹にやさしい…、と思いましょ(笑)。

 

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